なるほど
シナリオ・センター代表の小林です。銀行担当が代わりました。新人行員が何気に一言。「毎日、ドアを開けるたびに10万円が出ていくんですね」はあぁ???
ぶっちゃけますと…シナリオ・センターの家賃ことです。まったくこういう発想はありませんでした。
毎月ン百万の家賃を払っているのは、わかっています。(当たり前です)月末になるたびに、家賃を払うための算段をするたびに、胃がギュッと痛くなるほどわかっています。
でも、毎日10万円がドアを開けると霧散していくという発想はありませんでした。
視点の変化と口を酸っぱくして言いながら、創作視点以外にはまったく疎い私でした。
なるほど、こういう視点で考える経営戦略も必要なのだと、急に経営者の顔になってみたりして…お月謝値上げさせていただこうかなぁ(笑)
場所がないとみんなが集まれません。どうせ集まるならみんなが集まりやすいところがいい。どうせなら気持ちよく集まれるところがいい、集まるなら楽しめる場所にしたい、どうせならただ楽しいだけで人生のなんかであったらいい、なんて考えていくととりとめもなく広がっていきます。
ここ表参道の良さというのは何だろう、シナリオの本質はなんだろう、もう一度初心に戻って考えてみます。
美しく生きる
まさに表参道のイメージかもしれません。研修科の横田真由子さんがとてもおしゃれな本を出されました。「美しく生きる人は毎日生まれ変わる」(大和書房刊)
大人の女性が自己肯定感を高めるために、自分で自分を修復するための48の方法を書かれています。
横田さんは、グッチで店長として有名人やVIPのお客様の接客をされた経験から、素敵な人ほど自分に手をかけ、慈しみ、自分を大切にしていると感じ、自分自身も上質で豊かな人生を歩きたいと模索され、キャリアカウンセラーに転職されました。
そこで、大人になっても自分に迷っている女性の多いことに気づかれ、いつも頑張っている方がリセットできるよう、日常のメンテナンスができるよう、この本を書かれました。
自分に厳しい、本音は焦っている、つい頑張りすぎている、報われないと感じている女性のためのおしゃれで、気持がよい、ちょっと表参道みたいなメンテナンスの本です。
この本の中に、横田さんはシナリオの効用も書いてくださっています。
自分で創る物語は、強い主人公にしたり、夢のような妄想も創れます。ストーリー展開を考えているうちに、自分の弱さの原因に気がついたりします。
書くことで俯瞰でものを見ることで、解決策がみえたりしますと。
横田さんのリセットするための48の方法は、とてもおしゃれです。
ちょっと高価なシャネルのコットンでパッティングをしたり、いい香りをさらっと身にまとったり、宝石のような「ピエール・マルコリーニ」のチョコレートでリフレシュしたり、プロのボディケアに身を委ねたり、一輪の花を楽しんだり、バスタイムを特別にしたり…いい時間を作る方法を教えてくれます。
それとまた、私の得意技自堕落に暮らすのもありだったり、ぼーっとする時間を大切にしたり、自然の中で深呼吸したり、目いっぱいにせ余白を持つことだったり、心が思いっきり開く本になっています。
ちょっと落ち込んでいたり、頑張り過ぎて疲れっちゃったりされている方に最適な本です。