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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

絵画もシナリオも、ちゃんと読める人がいることで生きている。

シナリオ・センター代表の小林です。爽やかな初夏の風、日差しがずいぶん強くなって焼けそう。今年の夏は暑いんだろうか・・・。 

根津美術館

表参道は、ファッションの前線基地、ブランドストリートっていうおしゃれなイメージが強いですが、ギャラリーや美術館の多いところでもあります。
現代アートのワタリウム美術館、浮世絵の太田美術館、日本、東洋古美術の根津美術館などがあります。
私は、根津美術館が大好きで、シナリオ・センターが南青山にあったときは、ちょっと気が向くと、ちょっと疲れたら・・・ってかんじで、よくいきました。
最近は、246をはさんで川向こうっていう気持ちが強くて、なかなかいけなくなりました。確か何年か前に、新しくなったときにいったきり。悲しい。
6月1日~7月15日「やきものが好き、浮世絵も好き」根津美術館で開催です。
私の大好きなやきものなので、「6月こそ行くぞ!!」と今からスケジュールにいれました。こうでもしないと、なかなかいけなくなりました。
根津美術館って、個人美術館なのに、国宝が7件、重要文化財が87件、重要美術品が94件もあるんです。しかも、日本、東洋の古美術7414件もお持ちなのだそうです。建て替えて免震収蔵庫を作られたとか、すごい。
ボーッとしたいとき、美術館巡りは最高です。美術藝術がわかる人間ではないので、自分がいいなあと思ったものの中に包まれるのが好きなだけですが、至福の時間です。
もっとちゃんと勉強をすれば、見方も変るのかも知れないのですが、生憎、感覚人間なので、ボンヤリのまま。やきものが好きだというのも、食べるのが好きだからかな。壺より大皿が好きです。(笑)

太平洋展

国立新美術館で、5月15日(水)から27日(月)まで太平洋展開催されています。
明治22年から続いている由緒ある太平洋美術会の副会長のOさんが、作家集団にいらっしゃっていて、毎年ご招待状をいただきます。
5月は、国立新美術館に行く・・・おかげさまで、楽しみのひとつになっています。
国立新美術館では、同時開催しているものもみることができ(もちろん、入場料は別ですが)それも、また楽しみ。一粒で二度美味しいグリコみたいなもので・・・。
そのまま、ぶらぶらと東京ミッドタウンにいき、サントリー美術館にも足を運ぼうと思います。
今は「もののあわれと日本の美」をやっているはず。全然似合わないけれど「もののあわれ」に惹かれています。(笑)
身近なところでちょっと楽しめる、そういう意味では東京も捨てたもんではありません。ぶらぶらも楽しい季節になりました。こんな時間もいかがでしょう。

今日は、早く帰って、酒巻浩史さん脚本の金曜プレステージ「事件屋稼業」(フジテレビ)を楽しみます。
寺尾聡さんの飄々とした演技がいいですもんね。
そういえば、三國連太郎さんに続いて、夏八木勲さんが亡くなられて、ドンドン名優が消えていくのが寂しいです。
名優は、シナリオが読める人です。シナリオが読めるから名優になられたのか・・・どっちが先かわかりませんが、シナリオを大事にしてくれる方が減ってしまうのは、脚本家にとって大損失な気がします。
 

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