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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

台風一過

説明会

雨にも風にも負けず

シナリオ・センター代表の小林です。衣替えの10月1日だというのに、真夏日を想わせる台風一過の青空です。
台風24号は、日本中を驚くような暴れ方をしてすぎていきました。 被害に合われている方もたくさんいらっしゃるので心配しています。
東京が暴風雨圏に入ったのは夜中だったせいか、人的被害は少なかったようですし、首都圏の交通も20時には運休にするなど、過去と同じ轍を踏まないようにと、どの地域でも考えて動いていたようです。
とはいえ、亡くなられた方、怪我された方も少なくはなく、山梨では神社の御神木が100本も倒れたりとか、線路への倒木とか、トラックが横倒しになったりとか決して少ない被害ではありませんでした。
またもや大きな勢力の台風25号も発生しているとか・・・本当に予想のつかないことが起りうる時代になりました。
今まで大丈夫だったからと決して侮ってはいけない、常に想定外を予想するしかありません。
起きるはずのないことが起きる昨今、社会通念で原発の安全性を図るなど、なぜか、お上に通じる人たちはノー天気な方が多いようで・・・私が心配性すぎるのでしょうか。
次から次へ台風だけでなく地震もあちらこちらで起きていますし、経済よりも他人(ひと)の命、安全を一番に考えてほしいものです。 

唯一無二

昨日は、134期シナリオ作家養成講座の説明会でした。 台風がどうなるのか、中止した方がいいのかなどなど悩みましたが、昼間は東京まではまだこないという天気予報を信じて、強行させていただきました。
さすがに予約の8割がたの出席数となりましたが、大阪、鹿児島からもいらしてくださって、開催してよかったと思いました。
予定をとってわざわざ遠方からおいでくださったのに、説明会中止だったら悲しいですものね。
台風を心配されながらも頑張っておいでくださった皆さんに感謝しながら説明会をさせていただきました。

説明会では、シナリオを描くって面白いねと感じていただくこと、誰もが唯一無二の存在なので誰一人同じものは描かないことを知っていただくことが肝要だと思っています。
なので、5分ほどの時間で同じ設定で簡単なシナリオを参加者の皆さんに書いていただきます。
そして、同じ3人掛けの机の方々と見せっこします。
見せ合うと、とたんに和気藹々となります。他人の作品をその場で読めるなんて楽しいですからね。
すべての方が、設定は同じなのに、皆違うシナリを書くんだ、こんなに短い時間で発想できるんだということを実感していただきました。
シナリオは誰にでも書けます。シナリオ・センターでは小学1年生からお教えしているくらいですから。
ですが、プロになるには書けるだけではなく、様々な技術を駆使して視聴者に伝えることが必要です。
シナリオの技術は伝える技術です。
伝える技術をきちんと学ばれて、プロを目指していただきたいと思います。
なにを書きたいか、なにを伝えたいかは作者が想い、考えることですが、その心を伝えるための技術をお教えしていきます。
昨日の説明会では、もう76%の方が入学してくださいました。
台風をついておいでくださった方々だけにやる気満々の方ばかりでした。
皆様のやる気に応えて、負けないように私たちスタッフ一同頑張ります。
ご一緒にシナリオを楽しみながら学んでいきましょう。

過去記事一覧

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