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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

見聞って?

古書

ミソ帳

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、ミソ帳倶楽部です。ゲストは、出身ライターの李正姫さんと木村元子プロデューサーです。
映画作りのお話しから、脚本家とプロデューサーの付き合い方(笑)までお話ししていただきたいなあと思っています。

ミソ帳倶楽部は、様々なゲストをお招きして、皆さんのミソ帳を増やしていただこうというものです。
ご活用いただけると嬉しいです。
ミソ帳に色々貯め込まなくちゃと思っていても、ついつい自分の好きな傾向のものを集めがちです。
人間の精神構造としては当たり前のことなのでしょうけれど、あえて自分だったら絶対見ない聴かない行かないことをすることも脳科学的にも必要なことのようです。
創作者としては、見聞を広めることはとても大事ですから、あえて頑張ってみてはいかがでしょう。
その反面、ご自分の得意技を磨くというのも大事なことで、なにかこれだけは!!誰にも負けないというものを持っていると大きな武器になります。
広く豊かな見聞を持ち、自分の勝負ものを極めているというのがプロとして力なのかと思います。
明日は、134期シナリオ作家養成講座の開講になります。
プロを目指して楽しくシナリオの技術を磨きつつ、見聞を広げてください。

映画の秋

 秋は、映画が続々公開されています。
10月は、5日鹿目けい子さん脚本「パーフェクトワールド~君といる奇跡~」、12日李正姫さん脚本「覚悟はいいかそこの女子」が公開されましたが、まだまだありますよ。
10月20日、佐野誠さん脚本「文福茶釜」が公開です。
古美術、骨董の世界を描いたミステリーです。これを作るには古美術骨董にも詳しくなければちゃんと描けません。
佐野さんは茶道をされていて、古美術、骨董が大好きで造詣も深かかったので、シナリオにも大きく反映しています。
何も知らなくても最近はすべてネットですませることもできますが、ネット検索は便利遣いには重宝ですが、それだけでなく自分自身で調べることが大切で奥が深くなります。
佐野さんのシナリオづくりのお話しは、シナリオ・センターHPでも掲載していますので、映画と共にこちらもご覧ください。
10月26日、高津直子さん脚本「黒蝶の秘密」が公開。
心理的に追い込まれて自分を見失っていく主人公、意外な結末が待っているラスト、本道のミステリーホラーです。ドキドキハラハラしながらご覧ください。 
11月1日、松井香奈さん脚本「ビブリア古書店の事件帖」が公開です。 
古書にまつわる事件を解決していく主人公の古書店員。その謎解きは、すべて本に隠されています。
本を読み解くというのは、創作だけではなく、事件を解くにも必要なのです。
このお話は、本の素晴らしさを改めて感じさせてくれます。
読書はあまり・・・の方は、是非ともご覧ください。読書の醍醐味を知っていただけると思います。

秋は、藝術の秋、勉学の秋といわれます。涼しくなって動きやすくなるからでしょうか、身体も頭も。頑張って動かそうと思います。
私のほとんどは、食欲の秋に費やされますが・・・。

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