初めの一歩
シナリオ・センター代表の小林です。すっかり秋になってしまいました。
夏冬が極端な温度になってきた昨今、日本の四季の美しさを大事に感じたいとしみじみ思います。
日本のよさは春夏秋冬という四季の美しさ。この秋は、紅葉をたっぷり堪能したいものです。
それにしても経済優先と言えば何でも許されるとばかり、自然を犯すことになんの躊躇もない社会情勢はいつまで続くのでしょう。災害に合われた方々がこの冬を安心して過ごせればよいのですが。
今までにないコンクールが誕生しました。
「地上波連続ドラマの脚本を大募集」CBC放送が、劇団ONEOR8の伝説の舞台「ゼブラ」を原案としたオリジナル脚本を募集しています。
30分×4話。白黒裏腹な女性の生きざまと業を描くドラマだそうです。
4話分のプロットと1話のシナリオで応募します。 舞台を原案という面白いコンクールですね。
いかにキャラクターを活かすかということでしょうか。
11月9日、後3週間弱、急いで取り掛かってください。詳細は、https://hicbc.com/tv/drama/boshu/
もうひとつ、おいしいコンクールができました。(笑)
長年小説の賞として、数々のベストセラー作家を生み出してきた「このミステリーがすごい大賞」(宝島社)が18回目の今年は、映像も手掛けます。
作品は、U-NEXT・カンテレ賞を新設して動画配信、テレビドラマ化を前提にするというもの。
原作として、映像化になる・・・一粒で二度美味しい賞です。(笑)
これこそシナリオ・センターで学ばれた方向きのコンクールのような気がします。
秋は、コンクールシーズンです。
「MBSラジオドラマ脚本コンクール」12/31締切り、「NHK名古屋放送局創作ラジオドラマ脚本募集」11/30締切、「第2回北杜水の山映像祭・北杜市シナリオコンクール」12/10締切、「橋田賞新人脚本賞」10/31締切、「テレビ朝日新人シナリオ大賞」11/22締切、「創作ラジオドラマ大賞」2019年1/10締切りと数々あります。
目標を決めて、挑戦してみてください。
出身ライターの活躍に
ドラマ誌を読んでいたら、出身ライターの吉野万里子さんのラジオドラマ「73年前の紙風船」のシナリオが、そして10月期の連ドラ橋部敦子さんの「僕らは奇跡でできている」のシナリオが掲載されており、「セリフとト書き」ではいとう菜のはさんが、ライター情報で桑原裕子さん、真野勝成さんが書かれていらっしゃり・・・、そういえば9月号も岡田惠和さんの「この世界の片隅に」脚本掲載、山浦雅大さんのインタビュー、ライター情報に森下直さんと嶋田うれ葉さんが。
出身ライターの皆さんがどんなに活躍されているかという実感をひしひしと感じています。
2020年オリンピックイヤーにシナリオ・センターは創立50周年を迎えます。
ここまで続けられてきたのも、ライターズバンクに引きも切らずオファーをいただけるのも、出身ライターの皆さんの活躍のおかげです。
ありがたいことです。
これを励みに今まで通り誠実にコツコツとシナリオライター育成に取り組んでいかなくてはと、いやより以上に頑張ろうと思います。
今日もまた出身ライターの皆様からエールをいただきました。