もうすぐ・・・
シナリオ・センター代表の小林です。今日で10月は終わります。
あと2ヶ月で新しい年になるのですね。
異常な気候に振り回された夏、この冬は穏やかに暮らせるといいのですが。
日本全国いろいろなところで災害が起き、復興もままならない状態のところがたくさんあり、どのように冬を越されるのか心配です。
お国は何かしてくれているのでしょうか。
身体も心も暖かな冬にしたいものです。
伊参スタジオ映画祭
大型台風で大変な災害に合われた地域の一つでもある群馬県中之条町ですが、元気に映画祭を開催されます。
「伊参スタジオ映画祭」11月24日(土)・25日(日)会場は中之条町伊参スタジオ公園体育館
中之条町は、こんな言い方はとても失礼ですが、辺鄙なところにある小さな町です。
ですが、廃校の小学校を使って毎年映画祭を行い、シナリオ大賞を受賞されると、映画を自分で創ることができるという画期的なコンクールを行い、今年で18回目を迎えます。
町主催の映画祭、コンクールはなかなか続けられないものですが、中之条町は頑張ってくださっています。
キャッチコピーの「山の中の小さくて大きな映画祭」というように本当に素晴らしい映画祭で、シナリオコンクールの応募はもちろん、一度は足を運びたい映画祭です。
当日は、授賞式はもちろんたくさんの受賞作の映画を上映します。
11月24日は、今年の夏公開された出身ライター小山正太さんの史上初100%高崎ロケ長編劇場映画「高崎グラフィティ」はじめ、映画美学校プロットコンペィション最優秀脚本賞の「ばぁちゃんロード」(篠原哲夫監督・上村奈帆脚本・草笛光子主演)、20年ぶりに「月とキャベツ」のスタッフが集結した「君から目が離せない~Eyes on you~」(篠原哲夫監督・菅野臣大朗・岡部哲也脚本)、そして18年連続上映の「月とキャベツ」が上映されます。
11月25日は、2017年「短編の部」大賞受賞作品初公開のシナリオ・センターの村口知己さん脚本・監督の「あるいは、とても小さな戦争の音」、「長編の部」大賞受賞の通信本科修了の樋口幸之助さん脚本・監督の「なれない二人」、センター出身の2008年大賞受賞者の上原三由樹さん共同脚本「三十路女はロマンチックな夢を見るか」、「未来のあたし」(シナリオ大賞審査員の豊島圭介監督・脚本)「もんちゃん」(ndjc入選・金晋弘監督・脚本)、2016年大賞アンコール上映「三つの朝」(根岸里紗監督・脚本)「子どもは天使ですか」(川西薫監督・脚本)などが上映されます。
前売り1000円・当日1500円、映画祭当日は、JR吾妻線利用中之条駅から映画祭行の無料シャトルバスが出ます。詳細は、http://isama-cinema.jp
自分の脚本を、監督して映画化できる画期的なコンクールです。
まずは、伊参スタジオ映画祭に参加してみましょう。
今年もシナリオ・センターの方々がたくさん入選して下さることでしょう。楽しみです。
寒さにも増して、会場では中之条町の方々が、美味しい食べ物などを用意して暖かくもてなしてくださいます。
山の中の小さくて大きい伊参スタジオ映画祭は、町の方々と一体となった暖かなすてきなところです。
おいでになる時は、防寒、とくに足元を暖かくしておいでください。