昔昔・・・
シナリオ・センター代表の小林です。くしゃみが止まりません。ほこりのせいです。古い台本が押入れの中から出てきました。新井一のシナリオです。
映画「駅前シリーズ」「落語野郎シリーズ」など人気シリーズから、諸々の映画シナリオ、テレビ初期の頃のテレビドラマシナリオ等など・・・。
私の生まれる前の作品もありました。ですから、もちろんボロボロの台本ばかりです。(笑)
過去に執着しない新井一ですが、母が少しだけ取っておいたようです。
ま、ラジオ、テレビ、映画のシナリオを合わせると膨大な数2000本近く書いているので、取っておきたくてもできなかったのだろうとは思いますが。
台本も準備稿から決定稿まであるものもありました。
決定稿に比べて1稿の薄さは尋常ではありません。2稿、3稿と差し込み原稿が増え、台本に書き込みがたくさん書かれ、どんどん台本自身太ってきます。
「駅前シリーズ」は「喜劇駅前〇〇」と銘打っている本格的喜劇ですから、どんどん面白くするために膨らんでいったのかもしれません。まあ、差し込みや吹き出しの多いこと、多いこと。
印刷も謄写版印刷?よくわかりませんが、活字ではなく書き文字のもあり、今では考えられないレトロ感満載の台本に事務局スタッフは大喜び。
タイトルも「強情親父とピンボケ息子」など、これって映画のタイトル?と思わず笑ってしまうものも。
三本立て・二本立ての時代ですから、短いものも(40分くらい)あり、映画自身も主役と脇役があったようです。
古い台本たちを見ていると、映画全盛時代の息吹が聞こえるようで、広報の齋藤は、「この時代に生まれたかった・・・」と。(笑)
「故きを温ね新しきを知る」ボロボロの台本からシナリオの大事なものが見えてくるようです。
活躍ぶり
新しきを知る方々の頑張りも嬉しいです。出身ライターの方々はさすがです。
国際ドラマフェスティバル
連ドラ部門 優秀賞 岡田惠和さん脚本「ひよっこ」(NHK総合)
単発ドラマ部門 岡田惠和さん脚本「琥珀」(テレビ東京)
衛星・配信ドラマ部門 優秀賞 政池洋佑さん脚本「ミス・シャーロック」(Huru)
ローカルドラマ部門 優秀賞 葉月けめこさん「You May Dream」(NHK福岡)
おめでとうございます。
シナリオ・センターの目指していることは、たくさんの方をデビューさせることはもちろんですが、プロとしていつまでも活躍できる力をつけていただくことが大切だと考えており、そのためにコツコツと研修を積んでいただいています。
先輩のみなさんのご活躍ぶりは、本当に嬉しいです。
先輩はもちろんですが、大阪、すごいです。
「第2回MBSラジオドラマ脚本コンクール」優秀賞 菅浩史さん
「第39回BKラジオドラマ大賞」最優秀賞 山本正嗣さん
「創作テレビドラマ大賞」佳作 松本和子さん
「吉本新喜劇脚本家大賞」大賞 平松克規さん
「南のシナリオ大賞」優秀賞 山下蛙太郎さん
受賞のご連絡をいただきました。おめでとうございます。
槌谷健さんは、放映中の「下町ロケット」(TBS系)を執筆されており、尾崎悟さん、柿原優子さんはアニメで大活躍、森下直さんは、11/11(日)21:00「遺留捜査スペシャル」(テレ朝)が放映されます。
大阪校の皆さんは、ちょっと距離的にハンデがある中、本当によく成果を上げていらっしゃいます。
これからも、快進撃を続けくれることでしょう。
出身ライター11月の単発です。
11/13(火)17:58から「松本清張ミステリー時代劇」秋の特別3本立スペシャル「山椒魚」を李正姫さん。11月21日(水)21:00から「相棒」「ブラックパールの女」(テレ朝)山本むつみさん。
11月24日(土)「遥かなる山の呼び声」(BSプレミアム)坂口理子さん。