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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

土台作り

土台

シナリオ・センター代表の小林です。今週でシナリオ・センターの2018年の授業はすべて終わります。
この時の流れのスピード感についていけないまま、年は暮れていきます。
何をしただろうか、なにかできただろうか、自分に問いかけてみてもさっぱり浮かんできません。ボケたからじゃなくて、やってないからでしょうか。いやボケたからかぁ~。(笑)

今年の新しいことは、後半期でアニメゼミナールを久しぶりに開講したことでしょうか。
あえて限定15名という少人数で行ったので、残念ながら応募したのに外れてしまった方もいらっしゃり、来年はもっとたくさんの方が喜んでいただけるように考えなくてはと思っています。
基本の映像表現の徹底的教育というのがシナリオ・センターの教育指針です。
創作の土台を創ってもらいたいのです。土台が無ければ、アイデアや発想だけでは崩れてしまいます。それは、シナリオだけでなくすべてのことに通じることですよね。
だからこそ、シナリオ・センターはひたすらひたら基本をお教えしていきます。 
創作は、決して否定から入ってはいけないというのが新井一のポリシーですので、添削でもゼミでも褒めて育てよという教育でした。
よいところを伸ばすというやり方は、創作をする上に大事なことだと思うのです。
褒め殺しという言葉は、センターにはありません。褒められたところをいかに伸ばすか、そこをご自身で自信を持って追求していくと必ずうまくなります。

商品

ライターズバンクなどを通して、お仕事をいただく場所が増えています。
昨今、ライターズバンクでの応募などを拝見していると、もう少し実際のお仕事感覚も知っていただいた方がいいのかなあと思えてきています。
というのは、基本の力はお持ちなのですが、それを活かせない、応用を効かせられない方が増えているような気がするからです。
お仕事となると、創作といえども商売となります。
商売とするなら、自分が好きな商品だけを売るという方法だけでなく、お客様に合わせて商品を創る、売ることも考えなくてはなりません。
創作の土台ができたなら、今度は商品としてどう売るか、営業はどうかければいいのか・・・その辺もお教えできたら良いのかとも。
実際にプロの目で、商品としての価値を見てもらうということも必要なことかとも。
来年も、より受講生の皆さんの力になれるような企画を立てていきたいと思います。

基本は変わりませんが、時代によって変化するものはあります。
シナリオ・センターは常にチャレンジャーでありたい、そしてより良い方向を目指していきたいと思っています。
あと1週間、2018年最後の授業は充実した締めくくりにしたいと願っています。

過去記事一覧

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