必須スキル、『プレゼン力』を上げるためには?
『プレゼン力をつけたい』というのは、どんな業界でもビジネスパーソン共通の願いですよね。どんなにいい製品や技術でも、その良さが伝わらなくては、ビジネスが始まりません。
では、『プレゼン力』を上げるためにはどうしたらよいのでしょうか?
『プレゼン力』は、以下3つから構成されます。
①見せかた(目から入る情報)
②話しかた(耳から入る情報)
③内容 (言葉で入る情報)
この3要素から、『メラビアンの法則』を思い出す方も多いのではないでしょうか。
▲誤解されがちなメラビアンの法則
このグラフだけ見ると「やっぱり、見た目や話しかたが大事なんだな」と誤解しがちです。しかし、この法則には「言語情報と聴覚情報と視覚情報が矛盾した場合、相手が重視するのは……」という枕詞がついています。
つまり、
どんな『有意義なこと』を言っても、
見た目や話しかたが『つまらなそう』だと、
『つまらない話だな』と聞き手は思ってしまう
ということを示しています。
プレゼンには、この3要素を全て矛盾なく表現できること、が求められる訳です。とはいえ『見せかた・話しかた・内容』、すべて完璧にこなせる方は少ないはず。
そこで、この3要素それぞれに特化した、おすすめ研修をご紹介します。これで、苦手な部分、不安な部分はばっちりです!
その1:プレゼンテーションの『内容』の質を高めるには?
『見せかた』『話しかた』はよくても、そもそも『内容』がいまいちではプレゼン成功とはなりません。
どんなにイケメンで感じがよくても、性格が悪かったらフラれますよね(笑)。
人間もプレゼンも、『中身』が大事です。
『内容』を左右するのは、
Aパターン:脳に響く情報 論理的であるか=分かりやすいか
Bパターン:心に響く情報 心を動かされるか=共感できるか
です。
Aパターン: 企業発ならではのクオリテイ。コクヨのロジカルシンキング研修
いわゆる企業研修専門の会社ではなく、あのコクヨが主催するロジカルシンキング研修。オフィスデザインを50年以上手がけ、ビジネスにおける悩みと向き合ってきた同社ならではの、『現場で使える』スキルにこだわった研修は、実践中心で楽しく身につく、と評判です。
Bパターン:言葉の力で、仕事を動かしたいなら、相手に届くシナリオ・センターのシナリオ研修
『シナリオ』という言葉は、ビジネスシーンでは『戦略・筋書き』という意味合いで用いられることが多いですが、ここでいう『シナリオ』は、映画やドラマの脚本という意味です。
シナリオは、何千万人の心を動かす技術が詰まっています。600名以上の出身ライターを輩出しているシナリオ学校が、企業の方向けに『考えるべきポイント』と『考えるべき順番』を整理します。
「自分の想いを、人に届けたい!」という方に、最適です。
具体的に知りたい方は、こちらをご覧ください。
・シナリオで探す『北欧、暮らしの道具店』『BRAND NOTE』のフィットすることば
(株式会社クラシコムでの導入事例)
その2:プレゼンテーションの『見せかた』を伸ばすには?
『見た目が9割』とまでは言いませんが(笑)、“目に入る情報”一番最初に脳が認知するので、やはり大事です。どんなに『内容』がよくても、あまりにうさんくさい見た目では、聞く耳を持ってもらえません。
目から入ってくる情報は、主に
Cパターン:プレゼンテーションの内容を示すパワーポイントや資料
Dパターン:話し手自身の見た目
の2種です。
Cパターン:まずは「話を聞いてみようか」と思われる資料づくりを。
・パワーポイントプレゼンテーション研修
基礎から学びたい、という方におすすめ。年間受講者数49万人という圧倒的実績を持つ『イン・ソース社』主催なので、初心者の方でも安心です。公開講座、開催日数が多い、お手頃価格なのも受講しやすい。
・見やすいプレゼン資料の作り方
https://www.slideshare.net/yutamorishige50/ss-41321443
基礎は分かっているのでコツを知りたい!という方におすすめ。フォントや色など、ちょっとしたコツを抑えることで、見違えるほど分かりやすい資料に。書籍にもなった人気コンテンツを、ウエブならタダで見られます。
Dパターン: あなたの印象を決めるのは『色』。
・16タイプ パーソナルカラー診断
https://www.lapis234.jp/personal/
視覚情報の中で、さらに一番早く認知されるのは『色』です。パーソナルカラー診断とは、ファッションやヘアカラー、メイクなどであなたが最もイキイキと輝くベストカラーや穏やかに見える色、避けたほうがいい色などを教えてもらえる診断してもらえます。この手の診断をやっているところはたくさんありますが、色彩理論的には16タイプが最もおすすめです。
ちなみに、先日話題になった嵐の活動休止会見でメンバーが身につけていた服は、『誠実で穏やかに見える』様、緻密に計算されたカラーリングだったと言われています。
その3:プレゼンテーションの『話しかた』を伸ばすには?
『話しかた』は “耳から入る情報”です。
Eパターン: 適切な声の大きさやトーン、スピード
Fパターン:過度に緊張せず、リラックスした話しかた
が求められます。
E パターン:現役アナウンサーによる『話し方研修』。KEE’S
ここはやはり『話し手のプロ=現役アナウンサー』による研修が頼もしいですね。現役アナウンサー35名も在籍されているKEE’Sのこの研修は、超大手企業から官公庁まで幅広く導入され、受講生満足度も98%と高い水準を誇っています。
Fパターン:あがり症を克服できる話し方教室
https://www.ohanashi.co.jp/agarisho/
人前で話すときどうしても緊張してしまう、という方におすすめなのがこの研修。精神的な心構えだけでなく、具体的にどうすればリラックスして話せるようになるか、コツを教えてもらえます。
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以上、プレゼン力を高めるために必要な『見せかた』『話しかた』『内容』を伸ばす研修7選をご紹介しました。