柏原寛司さんが、3作品の若手監督に迫る!
今回のTheミソ帳倶楽部は短編映画3作品上映付きの特別版です。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督を輩出した文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」において、2016年から3年連続でシナリオ・センターの在籍生が選ばれ、目黒啓太さん、齋藤栄美さん、川上信也さんが監督デビューを果たしました。
前半は、短編映画3作品を上映します。
・目黒啓太監督『パンクしそうだ』(2017)
・齋藤栄美監督『トーキョーカプセル』(2018)
・川上信也監督『最後の審判』(2019)
後半は、出身ライターで脚本家の柏原寛司さんをお迎えし、3人の若手監督に現場で求められるシナリオ力についてなど、具体的にお話しをお伺いしてまいります。三作品とも、本科、研修科で発表した課題が基になっています。20枚シナリオをどのようにして1本の作品として完成させていったのか、創作のヒントをお訊きしていきましょう!!
ゲスト
映画監督 目黒啓太(元通信本科在籍)
1986年生。映像制作会社勤務を経て現在はフリーの演出部として映画・ドラマに参加。2016年TBS連ドラシナリオ大賞を受賞し、「コック警部の晩餐会」5・8話脚本を担当。
映画監督 齋藤栄美(元本科在籍)
東京造形大学デザイン学科映画専攻卒業。卒業後フリーの助監督として、瀬々敬久監督、周防正行監督、黒沢清監督、三谷幸喜監督など多くの監督のもとで経験を積む。
映画監督 川上信也(研修科XQ在籍)
1976年生。映像制作会社にてCM、MVなどを演出、国内外の賞を多数受賞後、フリーへ。2014年「KI・RYU」を監督New Filmmakers LAなどに選出。2018年「桃の缶詰」がSSF&A,札幌国際短編映画祭に選出。
講師
脚本家 映画監督 柏原寛司
日本シナリオ作家協会副理事長
代表作:『傷だらけの天使』『太陽にほえろ!』『あぶない刑事』シリーズ
シナリオ・センター第一期生
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」とは…
在野の優れた若手映画作家の発掘と育成を行い、新たな才能の発掘を目的とした作品発表の場を提供することで若手映画作家を支援し、日本映画の活性化を目指す。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、第40回日本アカデミー賞優秀監督賞・優秀脚本賞を受賞した中野量太監督や映画『嘘を愛する女』の監督・脚本の中江和仁監督等を輩出。
シナリオ・センターは本プロジェクトに推薦団体として参加しています。
公式サイト:http://www.vipo-ndjc.jp/