人は・・・
シナリオ・センター代表の小林です。のっけから私事で恐縮ですが、やっとリフォームが終わり元の家に戻ってきたのですが・・・。
♪冷蔵庫はねぇ、テレビは映らねぇ、ネットは繋がらねぇ、収納はねぇ、床暖は作動しねぇ、寝るとこねぇ、おら、こんな家やだ~♪って感じに、吉幾三の世界に浸りきっております。
家を半分にしたため、大きな冷蔵庫は入らないところから始まって、まあ、出てくるわ出てくるわ、思いがけないトラブル、不具合続出。日曜日に引っ越しして、いまだに半分も片付かない段ボールの山の中でホームレス状態、シナリオ・センターへ出てくるとホッとする私です。(笑)
しかし、トラブル、不具合の続出で腹の立つことは多いのですが、応対してくれる方、工事や直しに来てくださる方が驚くほど、どの方も感じのいい方ばかりで、面倒なことにも嫌な顔一つせず、丁寧に対応してくれてそのやさしさに癒されています。
ちょっと見た目怖い系のおにいちゃんが親切に丁寧に対応してくれて、ハルにもやさしく、人は見かけによらないものです。「見た目が9割」も確かですけれど、見た目だけで勝手に思い込んではいけないと、改めて自戒したりしています。
今までと違うことをすると、今までと違う出会いがあり、ひたすら疲れまくってはいますけれど、心は豊かに、視野も広がっている気がします。
映画作り
先週の土曜日のミソ帳倶楽部は、ndjc(若手映像作家育成プロジェクト)で、最終の5人に残られ、映画を撮られた目黒啓太さん(2016)、齋藤栄美さん(2017)、川上信也さん(2018)のお三方と大先輩柏原寛司さんにおいでいただき、3作品を上映して、お話を伺いました。
シナリオ・センター推薦の方々が、2016年から3年連続ndjcで映画を撮られたのはセンターとしては当然の(笑)大快挙なのですが、事務局の根津さんからびっくりされたとお話をいただくと、すかさず柏原さんが「当たり前だよ、シナリオがしっかりしているんだもの」と。
監督もシナリオが書けないとだめなのだそうです。そりゃそうですよね、すべてはシナリオから始まるのですから。
シナリオを知らずして、シナリオを読めるはずもありません。
次のミソ帳倶楽部は、5月24日金曜日19:00から「映画公開企画~時代劇の根っこ~企画から製作まで、監督と脚本家の果てしなき闘い」と題して、6月1日より28日まで東京都写真美術館(恵比寿)で公開される映画「二宮金次郎」の五十嵐匠監督、脚本家柏田道夫さんの対談が行われます。
お二人ともシナリオ・センター出身でいらっしゃるので、阿吽の呼吸で映画も作られたのかと思いきや案外バシバシ戦っていたりして・・・。(笑)
そんな監督vs脚本家の戦いの裏話から、あの二宮金次郎をなぜ映画化したかったのかそんな企画から製作までの経緯など色々お話していただきます。
東京以外では、二宮金次郎の故郷小田原では5月3日から8月10日の間10日、計21回公開となります。
但し、とびとびの公開日ですので、0465-22-6665(万葉倶楽部内)またはinfo@ninokiyakinnjirou.comへご予約ください。
すべての映像づくりはシナリオから。
映像製作を目指すなら、脚本家はもとより監督もプロデューサーも、まずはシナリオから始めてください。
※註 ndjcは所属の学校から推薦を受けなければ応募できません。一次選考はシナリオになります。正式募集は4月下旬の予定です。