かわいいけど触ると痛そうな生き物は?
見た目触れると痛そうなんだけど、かわいい生き物って何? ヤマアラシって痛そうですが、そんなにかわいくないかも。海の生き物、ハリセンボンは目がパッチリしていて愛くるしい感じで怒らせたら痛そう。でも当たり前ですが、海中にしかいられません。では陸上では? ちょっと痛そうだけど可愛いいのが、何といってもハリネズミ。実は今、密かなブームのようです。
ということで、毎月、表参道・青山周辺の最新&注目&面白情報をお届けしていますが、今月は宮益坂の「ちくちくCAFE」を。
癒されそうなチクチクなヤツ
ハリネズミにも種類があるそうで、ここにいるのはアフリカ原産のヨツユビハリネズミ。子どものときは、片手の手のひらにすっぽりと入ってしまう小ささです。
料金を払って中に入ると、かわいいドールハウス仕様のケージのお部屋がずらり並んでいて、その中に1匹ずつハリネズミくんが住んでいます。
もちろん、触ることが出来ます。素手でも大丈夫ですが、ハリが痛そうと思う方には、ミトン型のグローブを貸し出してくれます。
でもハリに触ったり撫でたりはしないように。ハリネズミにとっては、自分の身を守る防御用武器。ハリを触ると警戒して、普段は体に沿って寝ているハリをピンと立ててしまいます。これはハリネズミくんにとっては大きなストレス。抱き上げるときは、優しく手のひらに載せるのがコツ。
写真は撮り放題
もちろん、写真は撮り放題。ただハリネズミくんは夜行性なので、昼間はほとんどの子が、ドールハウスの家具などに頭を突っ込んで寝ています。それもかわいいんですが、起きているときのつぶらな瞳が、何といっても溜まりません。
トゲがあるからこそ愛おしい
バラはトゲがあるからなおさら美しいように、ハリネズミも、エッジが効いたおしゃれなトゲトゲのハリを背負っているからこそ、愛おしいのかも。犬猫と違って、滑らかな触り心地の毛並みはありませんが、お腹側は柔らかく、そのギャップも魅力のひとつです。
なお、カフェといっても飲み物はセルフサービスのみ。ドリンクだけでフードメニュはありません。飲食の持ち込みは自由です。触れるペットショップに長居が出来る、という感じかな?
購入もできるチクチク
ここはハリネズミの販売も行っており、毛並みならぬハリの色や模様によって、お値段は変わってきますが、14,000円くらいから購入可能。人間に慣れさせる訓練をしてからなので、予約販売となります。
カフェでその愛らしさに取りつかれてしまった方は、カフェの方にご相談ください。カフェでは購入のことを「お迎え」と言っています。
でもお迎えするには、生き物なので、それなりの覚悟が必要。冬場はエアコン暖房やペット用ヒーターなどの設置が不可欠。夏場も室温が高くなりすぎると、夏眠という状態になるので、適正な温度のエアコン冷房が必須です。
「ちくちくCAFE」ではケージやドールハウス、飼育用品などの販売もしていますよ。
来店予約もできる
場所は表参道からだと青山通りを渋谷方向に進み、宮益阪を下り、坂の右側にある御嶽神社とファーストキッチンの間の路地を入って、左側のビルの2階となります。渋谷駅からだととても近く、宮益坂を上っていくと、すぐにファーストキッチンが見えてきます。
なお、来店の予約も受け付けています。24席あるうちの10席が予約席。残りは当日飛込可ですが、土日は予約したほうがよさそう。
「ちくちくCAFE」
東京都渋谷区渋谷1-13-5 大協渋谷ビル2F
TEL:03-6450-6673
メール:info@hedgehog.cafe
営業時間:11:00~19:00(カフェの受付は18:30)
料金:30分コース1,300円 60分コース2500円 おやつ400円
※小学生以下は保護者同伴。3歳以下の席を利用しない幼児は無料(ハリネズミへのタッチはなし)
※予約者は1時間の入れ替え制。30分コースは当日受付で、2名まで1ゲージ(1匹)限定。