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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

人生も創作も同じで、様々なこと知ろうとしないと開けてこない

必勝!終活塾(双葉社刊行)

ここだ!

シナリオ・センター代表の小林です。ウインブルドンの話です。せっかく勝機があったのに、残念ながら錦織選手は負けてしまいました。私がBEST3とは一枚壁が厚いことを昨日の日記にかいてしまったからかなあと悔やみながら、応援していました。言霊がきいちゃった?(笑)
力は大して変わらないのに「ここだ!」というところでミスする、「ここだ!」というところで決める、この差はとても大きいですね。
勝敗は時の運、次の全米オープンで錦織選手には頑張ってほしいです。

14・15日はサマーセミナーですが、その次の日曜日21日は参議院選挙の投票日です。
 今、映画「新聞記者」が話題ですが、あまりマスコミでは取り上げられていません。
国連の特別報告者が「日本のメディアの独立性を懸念」と報告したり、米誌ニューヨークタイムズ紙が「日本は憲法で報道の自由が記された民主国家だが、日本政府は時に独裁政権をほうふつさせる振る舞いをしている」と報道したりしています。
外からも見えてしまうほど「物言えば唇寒し」であったり、不寛容であったりしているようで、この頃の世の中は、閉塞感に満ちて、とても生きにくい気がします。
戦争を体験された方は、戦前の雰囲気によく似ているとおっしゃいます。戦後74年なのにです。
過日、港区議選で、知り合いの弁護士さんが本当に1票差で当選されました。
港区なので、私は投票できませんでしたが、初めて1票の重みを実感しました。
彼女に投票した方は全員「私の1票のおかげだ」と思われているでしょう。その通りで、誰一人欠かせない、どなたの1票でもなかったら当選はしなかったのです。
 もし今の世の中を生きにくいと思ったら、そんな社会をストップさせるのは、私たち一人一人の声です。
少なくとも、将来も平和が続くように願うのであれば、私の1票を大切に投票したいものです。

必勝!終活塾

年金だけでは暮らせない2000万円必要だという話に、将来の不安を日本中が募らせているようです。諦めていらっしゃる方もいっぱいですが・・・。
そんな今、自分の生活を、自分の人生を見つめるためのこんな本ができました。
「必勝!終活塾」(双葉社刊行)>>https://amzn.to/2OdbiDg
元作家集団の高橋泰源さんが書かれました。高橋さんは1級ファイナンシャル・プランニング技能士で、実は真言宗の僧侶でもいらっしゃいます。
この本は僧侶としての視点でファイナンシャルプランニングを語るという、今までにない独自の切り口で、とても平易にわかりやすく書かれています。

「五事善からざれば禅に入ることを得ず」 五事とは「食・眠・身・息・心」のことで、十分な準備をして心身を整えないと、禅の求める境地には入れませんという意味なのだそうです。
ようは、老後生活のイメージ固め、収支の試算・生活資金の確保など十分な検討をしましょうということです。
「終活」は、私のような年寄りにだけ向けての話ではありません。
「死」は誰にでも来ることですから、若い方こそ今から準備しておくことが大切だと思います。
それには、長い人生をどう生きるかということを常に考えることだと思います。
多くの宗派の教えのひとつとして取りあげられている言葉だそうです。
「少欲知足(しょうよくちそく)」
「最低限の欲だけを持ち、本当に望んでいることのみに集中し、人生に満足感を得る」という意味ですが、常にどう生きるかを考えることは、世の中を見る目を肥やすことにも、他人の想いを知ることにも通じます。
この本のキャッチコピーは「早死にしても長生きしても後悔しない」。そんな人生を送れるよう読んでみてください。
面白いです。 欲は出さずと言いつつもちょっと欲を出すと(笑)、ドラマのアイデア、ヒントがいっぱいです。

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