前例はない
シナリオ・センター代表の小林です。もう数日で11月になろうとするのに、暑いのか寒いのか、ころころ変わる気温に、中途半端で何を着て出ればいいのか悩みます。今年も秋は短いのでしょうか。
台風、豪雨はどうにもならないほど爪痕を残して行きました。
15号で屋根が飛び、19号、20、21号で水没し、泥だらけの家。水の中に浮かぶ家や車の、町が一変した様子に心が痛みます。
行政は全力を挙げて、すべての人が元の暮らしに戻れるよう、全壊半壊の区別なく、全部綺麗にしてあげて欲しいです。
水は侮れません。泥もさることながら、一度浸ってしまったものは、どんなものも使えなくなります。
水没に保険を掛けていらっしゃる方は少ないとか。
避難しなかった方も、車で避難された方も、まさかと思っていらした、日本中のほとんどの方が「まさか」です。
もう私たちは、前例では物事に立ち向かえません。想像力を最大限に広げて、その場しのぎでなく根本から考え直す時代になっているのです。
目先の利益ばかりを追う方々、なにかというと前例がないと責任逃れをする方々、具体的な指示が出せない、答えができない方々ではなく、責任をもって陣頭指揮できる方を、心から求めます。自力でできることには限りがあります。
一日でも早く復興できますように。
ラジオドラマ
11月7日木曜日より、4週にわたって「ラジオドラマ講座」が開講となります。
音だけの世界なので、映像表現とはちょっと違いますが、キャラクター、構成、セリフが基本というところは変わりません。
映像のシナリオから、音の世界ラジオドラマにどう変えていくか、今回は講義だけでなく手取り足取りでその場で疑問解消ができるように、講座の中で実習をしていきます。
なので、初めての方も安心してついていけますので、音の世界に挑戦してください。コンクールに挑戦したい方は、今一度ラジオドラマとして通用しているかどうかを確認しましょう。
ラジオドラマのコンクールは数多くありますし、ラジオドラマコンクール入選からデビューされ、ラジオのみならず、テレビや映画などで活躍されている出身ライターも多いです。
ラジオドラマコンクールの2020年の皮切りには「創作ラジオドラマ大賞」があります。
1月10日締め切りです。
今回からインターネット投稿のみとなるそうです。事務局の応募要項がありますから、ご参照ください。
この新しい募集方法に先立って、応募を考える方のための公開講座「もっと知りたい!ラジオドラマの可能性と書き方!!」を、募集先の日本放送作家協会が11月9日(土)に行います。
北阪昌人さん、小林雄二さん、出身ライターの藤井香織さんも講師として教えてくださるそうです。
応募志望の方はご参加を考えてみてはいかがでしょう。
日時:11月9日(土)午後2時30分~4時40分(開場午後1時30分)
場所:フォーラムエイト773号室(東京・渋谷道玄坂) 受講料:2,500円(税込み)
詳細は、URL http://www.hosakkyo2012.jp i-info@hosakkyo.jp