よくよく
シナリオ・センター代表の小林です。令和1年11月1日。一(はじめ)ちゃん続きです。(笑)ああ、もう11月ですね。
ここ数日、マラソンの開催地変更、経済産業、法務大臣の相次ぐ辞任、文部科学大臣の失言、英語共通試験の延期などなど、身の丈にあわないことをやってはいけないことがよくわかるニュースで溢れています。
どこの国もそうなのでしょうか、なぜか日本は先のことをよくよく考えずに、その場限りの見切り発車が多く、また反対に、前例がないと動かないというのもあり、どちらも、もう少し想像力を働かせてみたらよいかと思います。
友人の社長は、仕事が来たらともかくOKする、できるできないじゃなくて、できるようにすればいいのだからというのですが、石橋をたたいてばかりではまずいとは思うのですが、公的なことに関してはそれだけでは危ないですね。責任取る人がいてこその話ですから。(笑)
社会を構築するすべてのことは、想像力をどれだけ持てるかということが大事です。
舞台の魅力
昨日、林海象監督演出、坂口理子さん脚本というシナリオ・センター出身コンビのお芝居が初日を迎えました。「ロスト エンジェルス」
早速拝見したのですが、とても面白く90分がアッと今にすぎていきました。
ネタ晴らしはできないのですが、嵐の夜、倒産して首を吊ろうとしている中年男羽生の元へ、天童という胡散臭い中年男の天使が現れ、翼の修理をしてくれといいます。羽生は、グライダーづくりの技術者だったのですが、天使の羽を直すことができるのか、天使の羽は本当は何だったのか・・・親子の愛情を描いた心温まるお芝居です。
11月、4日まで上演していますので是非ご覧ください。
坂口理子さんは、舞台でも大忙しです。
この後、2つの舞台が今年中に上演されます。
坂口理子さんは、11月14日から17日、新宿スターフィールド劇場「THE LIGHT STAFF」の脚本を担当しています。
「誰かが信じてくれれば、人は、信じられないほど強くなれる」
宇宙飛行士の映画に魅せられた少年は「RIGHT STUFF」(正しい資質)を持つ夢を見た。
そんな彼がたどり着いたのは小さな劇場の「LIGHT STAFF」(照明係)
果たして舞台という名のロケットを飛ばすことができるのだろうか?
12月13日は「沢田知可子ドラマチックコンサート2019~いのちからのおくりもの~」の中の音楽劇「いのちからのおくりもの」の脚本も担当しています。
誰もが幸せに満ち溢れているように見えるクリスマス。そんなクリスマスこそ洒落にならないほど忙しい人がいる。サンタ事務局の三田さん(サンタではなくミタさん)もその一人。世界中から寄せられるプレゼントの手配で大忙し。そんな中、サンタさんに助けを求める手紙が届く。ところがサンタさんはプレゼントの買い出し中。残されているのはトナカイさんと、ミタさん。
ミタさんのアドベンチャーの幕があきます。
来年1月22日から上演されるのは、林海象監督演出の「かげぜん」。
東京紀伊国屋ホール(1/22~26)兵庫芸術文化センター阪急中ホール(1/29)
時は終戦間際の混乱期。天涯孤独で他人を信じず己の利益だけ出に生きてきた詐欺師が金目当てでもぐりこんだ老婦人の元で暮らすうちに、家族というものに触れていくのですが、そこに正体を知る男が現れ・・・。
今、舞台が人気です。
シナリオ・センターでも、創立50周年を記念して「舞台脚本コンクール」を行っています。来春2月3日が締め切り。
あなたも、舞台脚本を書いてみませんか?