幕開け
シナリオ・センター代表の小林です。あけましておめでとうございます。
今日から、2020年の新春授業が始まりました。
シナリオ・センターにとっても、創立50周年という節目の年です。
より一層受講生の皆さんに喜んでいただける授業を展開していきたいと講師、事務局一同、身を引き締めて新たな年を迎えました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
皆様は、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。
故郷へお帰りになられた方もご旅行にお出かけになられた方もいらっしゃることでしょう。
日常と離れた時間は、創作には欠かせないものだと思います。ちょっとしたことでも頭や心を刺激してくれるからです。
私は、生まれも育ちもずーっと同じところなので、出かけるところもなく、毎年ぼんやりのお正月を過ごしています。
その中での一大イベントは、兄家族と我が家で一緒に、氏神様である山王日枝神社に、元旦に初詣にでかけることです。
例年、御祈祷をお願いしているのですが、今年は例年とちょっと違っていました。
ご神殿に上がって祝詞をいただくのですが、例年は、「港区北青山3丁目に住まいいずる○○(姓名)家内安全を・・・」と町名まで読んでくださったのですが、今年は「港区」で終わり。うん、短い。区だけで神様にはおわかりいただける?
ご祈祷の最後には、めいめいが鈴を鳴らして(5つくらい鈴が垂れ下がっていました)それぞれのお願いをお祈りをするのですが、その鈴がなくなり、神主さんの掛け声とともに一斉に二礼二拍手一礼をするという簡略型に。
確かに、最近ご祈祷をお願いする方がどーんと増えたので、延々と住所氏名を言っていると、また一人ひとり鈴を鳴らしてお祈りをしていると、もちろんすごく時間がかかる、一回のご祈祷に100名近くの方が神殿に上がるわけですから、まあ、仕方がないといえば仕方がないのですが・・・。
それにしても、神様も簡略化とは、いささか拍子抜け、ありがたみもちょっと薄れてしまいました。ア、神様に怒られちゃうかな。だからおみくじ小吉だったのかな。(笑)
こういう時、母は「ご時勢だからね」という言葉を使っていましたっけ。何でもご時勢で片付けたくないですけれどね。
さて、今年はどんな年になることやら。
世情は波乱の幕開けのようですが、シナリオ・センターは創立50周年、次の半世紀への輝かしい幕開けにしたいものです。
お年玉
今年最初に、劇団青年座さんからのお年玉です。
2020年1月16日から19日下北沢本多劇場で「からゆきさん」が上演されます。
一般料金4800円のところ、シナリオ・センター生には3000円で。また1/1618:30公演と1/1713:30公演は2000円でご覧いただけます。
戯曲は、これから伸びていくジャンルです。舞台と、映像の違いを見ておくことが大切です。
このチャンスに、シナリオ・センター事務局へお申し込みください。
シナリオ・センターからのお年玉は、「冬ゼミ」
1月出席される方ならどなたでも、無料で参加できるスペシャルな「冬ゼミ」です。
1月31日金曜日、昼13:30~、夜18:30~2時間、本科・研修科・作家集団の垣根なく、まぜこぜになって行う楽しいゼミです。
色々なクラスの、さまざまな科の、今まで出会ったことのない方たちとの出会いは、きっと大きな刺激を与えてくれます。
冬のアツイ体験をあなたもいかがですか。
全部で6クラスですが、夜の部は残席あとわずかになっています。お急ぎください。
創立50周年記念の「20枚シナリオ新井一賞」の募集を行います。
シナリオ・センター生だったら、誰もがすぐに応募できる20枚シナリオ。
20枚シナリオの本質をしっかりとつかんで、普段の勉強の成果を是非お試し下さい。
そう、大事なのはショートストーリーではなくディテールを描くこと。シーンの勉強でしたね。
月刊シナリオ教室2月号で課題発表を行います。お楽しみにお待ちください。
10月14日、創立50周年感謝パーティーの席上で、大御所の出身ライターの方の審査のもと授賞式、賞金10万円と賞状が授与されます。
いつもの積み重ねが評価される「新井一賞」。
さあ、50周年の今年は、面白くてためになることを次から次へと仕掛けていきたいと思っています。
いい年にしましょう!!