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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

ドラマの時代

舞台 幕があがれば・・・

ドラマの醍醐味

シナリオ・センター代表の小林です。夏日になって、今までと違って外に出る機会が少ない今、徐々に暑さに体を慣らしていないので熱中症になったり、具合が悪くなったりしやすいのだそうです。
それでなくても精神的に痛めつけられているのですから、くれぐれもくれぐれも気つけないといけないですね。
お子さんやお年寄りはなおさらですが、案外「私は大丈夫」という方が危ないとか言われると、どうしたらいいものか・・・ま、とにもかくにもどなたも過信することなく気をつけて生き抜きましょう。ご安全に!

1月期の視聴率動向がでました。
嬉しいことに上位30位の内、ドラマが23本、バラエティが4本、映画が3本で、上位20位では17本がドラマで、10%以上を記録したのはすべてドラマでした。
しかもしかも1月期のドラマの上位10本の内5本が出身ライターの作品でした。やっぱりですね。
1位が高橋麻紀さんの「テセウスの船」(TBS)で、浜田秀哉さんの「絶対零度・未然犯罪潜入捜査」(CX)、後藤法子さんの「10の秘密」(CX)、森下佳子さんの「義母と娘のブルース2020年謹賀新年スペシャル」(TBS)、吉澤智子さんの「病室で念仏を唱えないでください」(TBS)
わ~い、ドラマの時代が来た!!と思ったら、4月期はすっかり延期になっちゃって・・・ああ~!って感じですが、でも、ドラマが再開した暁には、待ちに待った気持ちがあふれて、すごーくたくさんの方が見てくださる気がします。

面白いものは何度見ても面白い、これがドラマの醍醐味です。スポーツだって逆転ホームランとかドラマチックな方が面白いですものね。
再放送を見ていて思うのですが、いいドラマは何度見ても面白いし、ストーリーも結末もわかっていてもわくわくしてみてしまいます。
私の連れ合いは、昨年の7月期に放映された出身ライターの蛭田直美さん、藤平久子さん脚本の「これは経費で落ちません」が大好きで、未だにひとり夜中に観ています。
それこそ何10回見たことか、どれだけ好きなんだと娘に笑われていますが、何度見ても楽しいのだと言っています。
私も土日に再放送していた森下佳子さんの「JIN~仁~」は、3時間毎週欠かさずしっかりと見てしまいましたもの。
そう、これこそドラマの肝だと思うのです。
私が今はまっているのは、岡田恵和さんの「ひよっこ」です。
ドラマはストーリーではない、ディテールだってことが如実にわかりますね。
ドラマだ、ドラマだ、ドラマの時代になるぞ!!

おめでとう!

嬉しいニュースが来ました。せっかくの受賞なのに、授賞式もできず寂しいですが、おめでたいことには変わりありません。
頑張られましたね。おめでとうございます。
「NHK名古屋放送局創作ドラマ脚本募集」佳作に道木友香理さん、三井隆さんのお二人が受賞されました。
早く放送されるといいですね。

シナリオ・センター主催の「舞台脚本コンクール2020」も決まりました。
準グランプリ「めぐりあう時」柴田勝二さん 「春のとまりを知る人ぞなき」茉莉花さん
佳作「SEVERE WINTER(厳冬)」松宮信男さん、「猫と虹色」前田郁さん
グランプリ該当作はなしなのですが、審査をしてくださった劇団青年座さんは、グランプリはなかったものの、やってみたい作品があるとのこと、もしかすると、どなたかの作品が上演できるかもしれません。
シナリオ・センターでは、舞台脚本の募集は初めてでしたが、これからも舞台脚本(戯曲)講座などを通して、皆さんに描いていただける環境づくりをしていけたらと青年座さんともお話をさせていただきました。
新たな道を作りあげられたらと思っています。

今は、コロナで舞台もできなくて本当に悔しいし、寂しいし、演劇関係者の方々は大変なことになっています。
舞台を手掛けていらっしゃる出身ライターの佐藤万里さんから、応援してほしいとのご連絡がありました。
演劇を応援するサイトhttp://chng.it/Xjk9v9hdtg
応援のほど、よろしくお願いいたします。

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