つぶれない、つぶさない
シナリオ・センター代表の小林です。暑いですねぇ~。今年最高温度なんだそうですが、どんどん今年最高は更新するのでしょうね。
明日も全国的に暑いらしいですので、くれぐれも熱中症にならないようお気を付けください。
こんな暑さの中、豪雨災害で避難されていらっしゃる方、片付けをされていらっしゃる方のことを思うと、心も痛い上に暑さの追い打ち、容赦なさ過ぎて言葉も出ません。
本当にくれぐれも気をつけてとしか・・・。お上はせめてお金をふんだんに出してくださいね。
東京の今日の感染者は263人。
「家庭内感染も増えているのでお年寄りのいらっしゃるおうちは特に気をつけて」と小池都知事。
一見優しそうなお言葉ですが、都知事もそうですけれど、お上というお上はなぜこんなことしか言えないのでしょう。
家庭内感染が増えてきたから、隔離できるホテルを用意しましたとか、具体的な安全策を言ってほしい。
せめて、感染しても安心できるようにしてほしい。もう暑さだけでうんざりなので、頼むからまともな人間らしい対応をお願いしたいです。
コロナ禍でファミレスのサイゼリアの1円値上げが話題になっていましたが、サイゼリアが頑張っています。
コロナ禍で倒産のお話しばかりを聴いている身としては、ちょっとうれしいなと思いました。
1円値上げは、キリがよくなって、まとめて支払ってくれやすくなったと。
また、1000円ガチャという1000円で食べられる組み合わせをランダムに表示したWEBサイトを創ったら、平均700円のランチ売り上げがアップしたというのです。
どこもコロナ禍でいかに生き残ろうか、営業時間が短くなった分を挽回しようか、必死に頭を巡らしているのです。
そんな苦労をどこもみんなしているのですから、この苦労を想像して給付金をたくさん出してほしいと思います。
新たな芽
久々の明るいニュースです。
第46回放送文化基金賞の受賞作品が発表されました。
凄いですよ。出身ライターの御三方が描かれたドラマが受賞されました。
テレビドラマ番組部門
・最優秀賞『心の傷を癒すということ』(桑原亮子さん脚本)
・優秀賞『だから私は推しました』(森下佳子さん脚本)
・奨励賞『そして、生きる』(岡田惠和さん脚本)
どのドラマも拝見しましたが、3つの作品共通することは丹念に人の気持ちを描いていらっしゃること。
ようは、登場人物のキャラクターができているから、作者が登場人物に寄り添えるのだと思うのです。
ドラマ作りも、コロナ禍の今変わりつつあります。収束しても、元通りということはないでしょう。
俳優さんたちを集めて撮影できなかった故にリモートドラマが生まれ、お客様を入れにくくなったが故に演劇が配信され、それぞれが知恵を絞って新たな創作の道を探っています。新たなことへの挑戦は並大抵のことではありません。お三方もリモートドラマをされていますが、大御所の皆さんでも新たな挑戦をされています。
形がかわれば、おのずと基本は変わりませんが、伝え方も変わらなくてはなりません。
これからは、どう変化に対応できるかですが、ただ変化すればいいのではなく、ただ目新しければいいのではなく、大事なものはなにか、伝えるというのはどういうことなのか、なにを残し、なにがプラスになるのか、考え、見極めていかなければいけないでしょう。
でも、これからの変化は新人にとっては、とても大きなチャンスになるのではと思います。
まさに、ピンチはチャンスと、ポジティブに頑張っていきましょう。