ガタガタ
シナリオ・センター代表の小林です。台風12号は温帯低気圧に変わって、大ごとにならずちょっとほっとしました。
やれやれと思ったら、本日東京都の感染者195名、また増えました。
4連休が終わって、これから感染者はどうなるのかまたまた心配です。
4連休はずいぶんと色々なところに人がたくさん出ていましたね。ちょっと見た目は、コロナ前と変わらないような光景も。
3月から半年、誰もがちょうど辛抱が切れてきた頃、コロナも怖いけれど、もう慣れてきたし、大丈夫そうだし、飽きちゃったし・・・っていうところでしょうか。
本当にうんざりですものね。
とはいえ、医療従事者の方々はずーっと頑張ってくださっているのですから、できる限りご迷惑をかけないように、私たちも気をつけていくことが大事かと・・・。
経済が回らないことは確かで、倒産件数もうなぎのぼり。それにもかかわらず、家賃補助は6%しか支給されていないとか、推進しておきながらテレワーク助成金もストップとか、なんだかわけわからないことばかりのお上のやり方。
国というのは、民が支えていて、その民の大半は底を支えています。
その底が抜けたら、すべてが壊れてしまうということが、上の方からみているだけではわからなくなってしまうのでしょうか。
半沢直樹のセリフ、そのままぶつけてやりたい。
半沢直樹が高視聴率なのもよくわかります。すっきりしたいよね、国民の皆さん。
座って歩く 座って走る
通信講師でもあるありまもとさんが、「アートにエールを」プロジェクトで、コロナ禍でめげている人を応援するすてきな映像を創りました。
題して「座って歩く 座って走る」https://cheerforart.jp/detail/6324
ありまさんは、後藤所長が担当の作家集団に所属されていて、チーズ子という担当の後藤千津子の名前から取ったグループ名で、元仲間の後藤さん(所長とは違います)、舘谷さんと3人で創られました。
実は、ありまさんは、42年前から難病で40歳までは生きられないといわれました。
重症筋無力症。慢性関節リュウマチ合併。
ご自分の免疫が、ご自分を攻撃するという難病で、ご本人自身も一時は大変落ち込まれたと聞いています。
でも、ありまさん、シナリオに出会ってお元気になられたのだそうです。
研修科まで通信で、その後通学の作家集団で後藤のもとで学ばれました。
そう、もう40代はとっくに過ぎました。
その後、マイスター募集に応募され、1年間マイスター研修を受け、2013年、ご自分が助けられたという通信の講師になってくださいました。
もちろん、お病気ですから、指も変形されていて決してスムーズには動かないのですが、とても見事なきれいな字で、手書き添削されます。
今や、親切な添削に、受講生の方にはとても喜ばれている人気講師です。
コロナ禍になるまでは、いつもは元気にシナリオ・センターに通っていました。
しかもいつもお一人で。外へ出るのもお家で過ごすのも、すべて車椅子を使いこなす。
おうちでは、デンマーク製の足こぎ車椅子、外出には電動車椅子(どういう名称?)で。
よほどひどくない限り雨の日も合羽を着て、おいでくださいました。ニコニコと笑顔で。
コロナ禍になって、さすが外に出ることはご無理になりましたが、コロナ禍になったことで、ありまさんの今まで日常工夫していたことが、非日常に大いに役に立つということ発見し、「大丈夫!人類はコロナを乗り越えられる」のエールを込めたドキュメントタッチの映像を創られたのです。
映像を見ていただくとわかりますが、本当に誰よりもエネルギッシュで笑顔を忘れない素敵な女性です。
たった半年くらいで「もう我慢の限界!!」なんていっているのは恥ずかしい。
42年も難病と付き合いながら楽しくどう生きるか工夫されてきたありまさんに色々教えられます。脱帽。
元気もらったよ!ありまさん、ありがとう!!