コロナ
シナリオ・センター代表の小林です。週末は秋晴れの気持ちの良いお天気でしたが、コロナは留まるところを知りませんね。
北海道は200名と東京157名を抜きました。
楽しいことで抜きつ抜かれつはいいいのですが、コロナの感染者数では困ったものです。
さすがに何も対策を打たないお上も、北海道はGOTOトラベル除外も検討とか。
寒くなるとウイルスは猛威を振い始めるのでしょうか。
経済が回らないのも困りますが、感染して亡くなる方がもっとでてきたらそれも困るし・・・世界中誰もが悩みつつ日々生き抜いていくという感じでしょうか。
ともかくマスク手洗い消毒は、しっかりやるしかないですね。
アメリカは大統領選で大騒ぎですが、またまたコロナが猛威を振っている現在、早くすっきりとして、コロナ対策に目を向けてもらいたいです。
あまり感染者が増えてくるようでしたら、シナリオ・センターも対策を取らねばと思っています。
そのときはまたご協力をお願いいたします。
国際エミー賞
昨年の11月の放映された内館牧子さんの「小さな神たちの祭り」(TBC)が国際エミー賞の最終選考作品としてノミネートされました。
フランス、イギリス、ブラジルのドラマと決戦だそうです。
国際エミー賞は、50ヵ国600を超えるテレビドラマから選出。世界の優れたテレビ番組に贈られます。
テレビムービーミニシリーズ部門でのノミネートですが、この部門で受賞すると日本の作品では史上初のこととなるそうです。
11月23日にグランプリが決まるそうで、この日は新井一の命日、今年は「新井一賞の授賞式」も行われます。
きっと素晴らしい朗報が飛び込んでくるものと信じています。
「小さな神たちの祭り」はTBC東北放送が、「東日本大震災を風化させない」というメッセージを「ドラマ」という形で発信したいと願って創られたものです。
失った者たちへの思い、遺されたものの人生、そして、共に生きる大切な人との未来など、決して拭い去ることのできない記憶を抱えながらも、再び前へと歩む東北の人々の希望を、一人の青年の姿を通して描いた作品です。
私は、このドラマを拝見した時、もう内館さんの視点のすごさに感服しました。
さすがだと思いました。
亡くなった人たちが、生き残った人たちへメッセージをくれるのです。
生き残った人の想いから描くことの多いものですが、亡くなった人の想いから描くというのはなかなかありません。
そして、キャラクターづくりが本当に勉強になります。
皆さんに是非見てほしい、再放送してくれると信じて待ちましょう。
前にも作家性のことをお話ししましたが、プロとして大事になるのは作家性だと思います。
自分の考え、想いを自分らしく表現できるようにするには、色々なものを見聞きして、あらゆることへ好奇心を持ち、感性を研ぎ澄ませていくことが大事かと思います。
内館牧子さん原作・多和田久美さん脚本とシナリオ・センター出身ライターがタッグを組んだ映画「十二単を着た悪魔」(黒木瞳監督)が7日から公開されました。
主役の伊藤健太郎さんのことがあり、大変のようですが、それと映画はまったく別のこと。是非、楽しんでみてください。