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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

色々

毎日が楽しくなる素敵な色つかい(クロスメディア刊)

ちょっと腹立ちまぎれに

シナリオ・センター代表の小林です。今日の東京の感染者は522名。ニュースでは「昨日より減りました」っていっていましたが、そういう話でもないと思うのです。
さすがに、ここ数日感染者拡大を受けてのお上の皆々様の対応に、驚きを通り越して、開いた口がふさがりません。
「これからの状況は神のみぞ知る」担当大臣は死んでも言ってはいけない言葉です。
「ふんどし締め直して顔洗って出直せ!」って思わずつぶやいてしまった。(笑)
極めて危ない状態なことは100も承知で、「リスクの高いところへ行かなければ、もしくは防御をしっかりしてくれていればいいのです」「静かなマスク会食、私も今日から徹底します」「小皿に小声に・・・5つの小」。専門家組織の尾身会長は「なにかしらの対応が必要に違いない」って。
そんなこと誰でもわかっているでしょ。これらは提言でもなんでもなく、ただの戯言としか思えません。
菅首相の「万全の対策を講じていく」ってどのことでしょうか。
全国的に感染者が増大してきた今、脇田国立感染症研究所所長は「基本的な感染予防対策がしっかり行われていない、人の移動、気温低下が感染拡大要因」とおっしゃっていましたが、まずは具体的に基本的な感染予防対策を確実にしていただけるように心からお願いしたいです。
医療従事者の方々に、ご負担をかけるだけかと思うと心苦しいばかりです。
誰もが感染してもおかしくない今、私だって感染しているかもしれないと自重していきたいと思います。

私の色

コロナ禍で、お気持ちがくさくさしてしまっている方にも、ほっこりする本があります。
作家集団の横田真由子さんのご本です。
「毎日が倒しくなる色づかい」(クロスメディア刊)
横田さんの心に希望をくれたマリーゴールドの黄色の花のはなしから始まります。
「黄色い花が「笑顔を忘れていない?」「未来は希望に満ちているよ」と教えてくれたのです。
黄色のキーワードは「希望」、「光」色から元気と勇気をもらった瞬間でした。」
色は、私たちの心にたくさんメッセージを届けてくれ、様々な場面で、色と遊び、色と交わりることで、自分を解放してくてれます。
そんな手段をこの本は教えてくれています。

昔、カラーコーディネーターに診ていただいたことがあります。
私の色は、黒・紺・グレー、ボルドーなのだそうです。
私自身、教えていただく前からこの4色が主流でした。少しでも痩せて見せようとしてというのが本音ですが。(笑)
でも、この4色に包まれていると私の心は安定しています。
で、ちょっと疲れたときは赤、気分を華やかにしたいときはオレンジかピンク、きりっとしたいときは明るいブルーを差し色にします。
色って、心を整えてくれるのですね。
今まで自然にやってきたことも、横田さんが体系づけてくれているので、なるほどもっとこうすればいいのかと楽しむことができました。
季節ごとに色を楽しむこと、暮らしの中に取り入れる、ファッションやアイテム、メイクに上手に色を取り入れる提案が満載。
読んでいるだけで、ほんわかやさしい気分になれるから不思議です。
本の装丁やイラストの効果もあるかもしれませんが、今日はウツウツしたなぁと思ったら開いてみると、深呼吸ができる本です。
誰もが歳をとり、いつかは死ぬと決まっているのですから、生きている間は、自分らしく気持ちよく過ごせたらと嬉しいなぁと思います。

創作は、色づかいと似ています。
淡いピンクのような青春を描くこと、厳しい黒のような社会を描くこともあります。
ピンクにも黒にも、濃淡、混ざり気、明暗があるように、その度合いで面白くもなり、胸キュンにもなり、笑ったり怒ったり泣いたりできるのです。
創作でも自分の色を出すことで、作家性が出てくる。
そういう意味では、クリエイティブであるには、色に敏感であることも大切なことなのかもしれません。

過去記事一覧

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