11月おめでた三弾!城戸賞
シナリオ・センター代表の小林です。あれ~、11月も今日で終わりです。はや~い。
今年は特別に早い気がします。3月からコロナに追われて、いままでと違うことを色々やらなくてはならず、ひたすら走っていたせいでしょうか、あっという間な気がします。
明日から、12月。今年も1ケ月あまり。
第3波のコロナはどのようになるのか、見当もつきませんが、世界中等しく2020年はともかく終わります。
来年は、しっかりした対策の上に、安心して生活できるようになってほしいです。
GOTOトラベルをゴールデンウイークまで延ばそうとかの話ではなく、経済を回したいのなら抜本的な対策を考えてほしい。
弱者を切り捨てることは、実は経済が回らなくなるということもちゃんとわかった上でお願いいたします。
12月は、シナリオ・センターのゼミは、ZOOMゼミとなりますが、楽しい安全な飲み会付きで、今年を締めていただけると嬉しいです。
ありがたいことに、創作はどんな時でもどんなところでもできます。
むしろ、だからこそ創作をし続けることが大切だと思います。心を死なせないように、心は常に開いていられるように。
おめでとうございます。フジテレビヤングシナリオ大賞、シナリオS1グランプリに次いで城戸賞の入選発表がありました。
元通信作家集団の島田悠子さんが「御命頂戴!」で準グランプリ受賞されました。
折しも、城戸賞入選の土橋章宏さんの「水上のフライト」が上映中。土橋さんは「超高速参勤交代!」で城戸賞を受賞され、小説、映画になり、その後映画、テレビ、小説と多岐にわたって大活躍されています。
島田さんもきっと後に続いていただけることと、期待しております。
年の終わりに近づくと、コンクール入選の報が次々と入ってくるので、今年の喜び総括みたいで、気分がわくわくします。
この勢いが、来年をきっと明るいものにしてくれるに違いないと、毎年思っていて、それが50年続いてきたわけですから、もちろん2021年、51年目も明るい年に、創作がより盛り上がる年になることと信じています。
コロナにも経済悪化にも負けない創作の力、見せてやりましょう。
シャレードを使う
2020年12月にして、新講座が誕生!そうなんです。今だからこそ、受けておきたい講座だといえましょう。来年に向けて、作品のステップアップを図ります。
しかも、コロナ感染拡大のちょっと怖い今、安全安心にご自宅で受講できるように、オンラインで、作家集団の平岩講師が2回にわたって講座を行います。
題して!『ト書ブラッシュアップ講座~シャレード カメラに心を写す技術~』
新井一は『シナリオの基礎技術』の中で、「シナリオはフィルムに描くつもりで書け」と言っています。
先日、セリフのお話で説明セリフではなく、映像の中で、見えないものを見せることこそ、映像表現の醍醐味だというお話をしました。
それには、色々な技術を駆使することで、実際は見えない心の中まで見せてしまう、わからせてしまうことが可能なのです。
この『ト書ブラッシュアップ講座~シャレード カメラに心を写す技術~』は、特に、新井一が『見せかけの素振り』と評したシャレードに焦点を当てています。
基礎講座でシャレードは教わったけれど、使ったことがない、使いこなせないという方に、「無意識のシャレード」と「意識的なシャレード」に分けて、全2回で解説。
古今東西の名作映画などを例に、あなたのシナリオで活かせる技術に落とし込みます。
ト書こそが映像表現。ト書を磨くことで、無駄な説明セリフがなくなります。
<カリキュラム>
■12/11(金)『無意識を表すシャレード』
・そもそもト書に求められるものとは?
・ト書におけるシャレードの重要性とは?
・心の動きは、身体につながっている
・「身体は正直」無意識のシャレードとは?
・チャップリンはシャレードの天才
・涙は心の汗か?
・手の震えは、心の震え
■12/18(金)『意識的に表すシャレード』
・無意識のシャレードのおさらい
・身体の動きが伝える心の動き・身体の動きを抑えると、心が動き始める
・ルパン三世「カリオストロの城」におけるシャレード
・無言が語りかける饒舌
・セリフを喋らせないと言う選択
カリキュラムをご覧になっただけで、うまく描けるような気になりましたでしょ。
でも、見ていただいて、2回目後に宿題が出ますから、実際にやってみて、添削を受けて、しっかりと身につけてください。
来年があなたの年になるように、一歩先行く12月です。
詳細・お申し込みは、公式HPで。
オンラインですが、添削があるので定員90名です。お早めにお申し込みください。