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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

みえるものみえないもの

BOLT

流行語の蔭に

シナリオ・センター代表の小林です。12月始まりました。映画の日です。今年最後の月です。
東京感染者372名。全国で重症者500名越えで厚生労働大臣は危機感を募らせている、都知事は慌てて病床増せって、今更かい?って感じです。
小康状態の時に準備していないって、危機管理がなさ過ぎ、人の命をどう思っているのでしょう。
新井一は「もしも・・・」が発想を創ると言っていますが、「もしも・・・」って思わなかったのでしょうか。
想像力がない人たちに国は亡ばされそうです。
とりあえず、カテキンがよさそうなので、美味しい紅茶を入れて、深呼吸をしましょう。ご自愛ください。

流行語大賞が発表となりました。大賞は「三密」。
姜尚中選考委員(東大名誉教授)は「今年はコロナに始まり、ほぼコロナに終わる。3密とか、アベノマスクなど言葉が感情用語なのかどうか別にして、我々の周辺に氾濫した時代」と説明。
「それにもかかわらず、『アマビエ』『鬼滅の刃』『愛の不時着』とか、ロマンを求めた成果が、今年の10語の中に入っている。
いつの時代も我々は日々の暮らしの中で何らかの安らぎを求めます。
こういう時代だからこそ、ロマンみたいなものが、ものすごく新鮮になってくる。」とおっしゃっていました。
人は、心の支えなしには生きていけません。
現社会が暗澹たるものであればあるほど、文化・芸術は重要になるのです。
そこを止められてしまうと、人は心に余裕がなくなり、やさしさが消滅してしまいます。
そして、不寛容になり、他人に向かって、刃を向ける人が増えてしまうのです。
文化・芸術はそれほど人の心にとって大事なものです。
その一端を担う者として、私たちも創作の歩みを止めずに、書き続けましょう。

「BOLT」ひとつの緩みが・・・

今週の金曜日12月4日、創立50周年記念「それはセリフのせいだ。」の第3弾、「映画<BOLT>公開×50th Anniversary program」を行います。
出身監督の林海象監督7年ぶりの新作映画「BOLT」は、12月11日公開となります。
それも先立って、映画『BOLT』の製作秘話や脚本製作のお話を中心に、映画監督の林海象さんが考える『セリフ』とは何かをお話ししていただきます。

この映画は「BOLT」「LIFE」「GOOD YEAR」の3つのエピソードで構成された人間ドラマです。
ある日、大地震が起こり、その影響で原子力発電所のボルトが緩んでしまう。
高放射能冷却水が漏れ始めた圧力制御タンクの配管のボルトを締めに向かう男たち。
この未曾有の大惨事のを引き金に、仲間とボルトを締めにいった男の人生は大きく翻弄されていく。
原発事故後、避難指定地区に住み続けたひとりの老人が亡くなり、遺品回収に向かった男が直面する現実とは。
クリスマスの夜、車修理工場に暮す男の前に現れた女。夢か幻か。

林海象監督独特の世界が展開します。
監督であり、脚本も手掛ける林監督ですので、どのような思考でシナリオを描くのか、セリフはどのようにして生まれるのか、監督として同映像が見えるのか、キャラクターは?そして、原発を描くこの映画の制作背景など色々お聞きしたいと思います。
今回は、通学(対面)・オンラインの参加方法に関わらず、お申込の方皆さんに、映画『BOLT』の前売鑑賞券付きという超お得にチケット料金は、受講料に含まれています。
※鑑賞券は、通学(対面)参加の方は当日に、オンライン参加の方は、公開講座終了後に順次郵送いたします。
奮って、ご参加ください。ポストカードの特典つきです。
コロナに勝ち抜くには、想像力を広げることが大切です。
林監督から、思いっきり想像力を広げるために、視点を変える、見方を変える方法を教えてもらいましょう。
お申込みお問い合わせは、シナリオ・センター公式HPでお願いします。

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