楽しいお集まり

シナリオ・センター代表の小林です。東京の感染者678名、過去最高の人数になりました。
こういう最高は全くいらないですが、先行きがどんどん不安になります。
５人以上の会食はしない方がいいというお上の仰せに、律義に守っている国民が多い中、閣僚、国会議員の皆さんは、芸者さんつきだったり、豪華ステーキコースだったりと会食を大人数で楽しまれたとかで、そこここで非難を浴びています。
そりゃあそうだ、旅行や宴会自粛もさることながら、コロナ禍で倒産されたり、失職されている方がすごい勢いで増えている中、「そりゃないでしょ」と言いたくなります。
その昔は、小学校でも高学年になると、上に立つものは模範を示さなくてはとよく怒られたものですが、今やそういうことはないのでしょうか。
少なくともお上がやることではないと思いますが・・・。
「助さん、格さん、こらしめておやりなさい！」
誰だって、美味しいものをみんなでワイワイ食べたいし、この時期ですもの、クリスマスパーティーだの忘年会だのやりたいですよ。許されることなら。

出会いの形

で、やっちゃいました。
コロナ禍で集会は自粛の中、140期シナリオ作家養成講座は、先週の土曜日に賑やかに懇親会をやりました。
えへっ、(^_-)-☆受講生の半数くらいの方が参加してくださり、美味しいつまみとお酒を片手に50数名で大盛り上がりでした。かんぱ～い！！
え、どこで？そんなにたくさんの人が密にしていいのって？おいおい！

そうですよね、もちろん、ご安心ください。
下々は自分の身は自分で守らなければいけないので、ちゃーんとオンラインでの懇親会です。（笑）
担当の柏田講師がちょっとだけ講義をして、飲み食いしながら、質問をチャットで受け付け、グループに分かれてグループディスカッションしたり・・・。
あっという間に時間が経って、延長を重ねながら、もっともっとお話したい気分に・・・。
そんな楽しいひとときを過ごしていただきました。

140期受講生の皆さんは、まだ一堂に顔を合わせたことがありませんでした。
138期（昨年秋期）までは、通学でしたので、近くの居酒屋さんなどでクラス委員が中心となって、ワイワイ楽しく懇親会を開いていました。
講座で技術を磨くのは当たり前ですが、実は一番の学校の良さって、仲間ができるということなんです。
先輩の出身ライターの方々がよくおっしゃるのは、仕事してからの脚本家とのかかわりはあまり持てないけれど、シナリオ・センターで仲間と出会ったことが一番の糧と。
シナリオ・センター出身というと、お互い知らなくても急に仲間意識ができると。先輩後輩がご一緒に仕事することは多々あります。
授業前後のコミュニケーションって、とても大事なのです。

でも・・・、139期（今年の春期）から、オンラインと通学の併用になりました。
授業の密なるコミュニケーションは、自粛していただいていて、クラス委員もお願いしませんし、通学の方も懇親会などはやらないことにしています。
なので、139期は修了式をオンラインと通学併用で行って、修了式に初めての顔合わせになってしまいました。
あまりにもコミュニケーションが少なくなって、ちょっと寂しかったです。
オンライン授業は、コロナになって急遽始めたことなので、色々と試行錯誤しながら行うしかないのが現状です。

で、今回140期は、思い切ってzoom懇親会をしてみようと担当の柏田講師とチューターの青木が考え、チャレンジしてみました。
幸い、多くの受講生の皆さんと楽しいひとときを持つことができて、私たちも自信がついたので（笑）、修了の3月までに新年、修了式などで懇親会ができたらと思っています。
今回参加できなかった方も是非、次回は。

これからは、コロナ前に戻ることはなく、オンライン・通学の併用講座になっていくのではないかと思います。
オンラインは、画面越しですが、地方の方や海外の方も参加していただくことができて、ある意味、今までにない出会いが生まれて、シナリオの引き出しづくりにも大いに役に立つのではないかとも思います。
できないことを数えずに、できることを増やしていく、新しいことを恐れずに果敢にチャレンジしていく。家にいることが多くなったから、描ける時間が増えますし。

シナリオは、アクションリアクションで成り立っています。
たくさんの人と知り合うことは、たくさんのアクション、たくさんのリアクションをもらうことです。オンラインを通して新しい仲間づくりを。