雛祭り
シナリオ・センター代表の小林です。今日は雛祭り。各地方で雛祭りが行われていますが、今年はどうなのでしょうか。
関東では、人形の街岩槻の「まちかどひなめぐり」が有名です。商店街が中心となって、今年も70店舗で雛人形が飾られているそうです。
私は、もう3年前くらいになるでしょうか。
大阪・堺で行われている「堺七まち町家ひな飾り」を楽しみました。町家に飾られたお雛様、他人の家に入って拝見できてるって・・・とびっくりしながら、その家々に大事に伝わっているお雛様たちとの出会いに感動したものでした。
今年も、堺のお雛様たちは元気にしていらっしゃるでしょうか。
お雛祭りの日ですが、東京感染者316名。また増えました。
日本医師会の中川会長は、このままで解除すると4月に第4波になる可能性が高いとおっしゃっています。
オリンピックは、海外からの観客受け入れを見送る方向だそうですが、選手だけでも危ないという話もあります。
なんだかんだ今まで通り世界各国から集まるとオリンピック関係者だけでも1万人以上の参加人数になるらしい。
医療体制も整わないのに、それこそ二進も三進もいかなくなって、日本中蔓延なんてなったら・・・。想像しすぎ?
どなたも具体的なことを言わないから、期待よりも心配が先に立ってしまいます。
気合だけでがんばれるのは、浜口親子くらいですもん。(笑)
ミステリーの書き方
先日、ご紹介しました柏田道夫講師が書かれた「ミステリーの書き方」(言視舎刊)発売になりました。
シナリオ・センターでも取り扱っています。
ミステリーは、小説でも映画やドラマでも、一番人気。
ジャンルが色々なので、人それぞれお好きなタイプは違うかもしれませんが、だからこそ、多くの方に人気があるのですね。
ミステリーにどんなジャンルがあるのかから始まって、ミステリーの構造から描くための心得と取材方法まで、色々な作品を例にとりながら、これほどわかりやすく書かれた本はないかと思います。
LESSON17までに分かれていて、作品を例にとりながら細かく教えてくれているのですが、まず基本の部分では、物語の型から教えてくれます。
ちょっとだけご紹介すると、
①ロードムービー型(旅もの)
②グランドホテル型(空間限定もの)
③バディ型(相棒もの)
④サクセスストーリー
⑤巻き込まれ型
この5つに分けられます。
物語の基本は、主人公が、なんらかの動機と目的があって、その目的にむかっていく。
それが旅だったり、限定的な空間であったり、相棒と考えたり、成長したり、巻き込まれたり、どういう形で面白くするかです。
ここから始まって、各ジャンル別に細かくレッスンしてくれ、かつ、かつです。
映画や、小説、ドラマの作品で説明してくれているので、とてもイメージが湧きやすく、こういうことかと合点がいきます。
こと細かく分析してくれているので、これを読まれた方が描こうと思ったら、ものすごく書きやすいはず。
例にとっているのは当然名作ばかりなので、ミステリー好きならご存じのものばかりですが、知らない方は、例になっている作品を見たり読んだりすることが大事です。
作品をたくさん知ることで格段腕が違ってきます。ご自分が描きたいイメージも広がってきます。
シナリオ・センターの講師ですから、書き方まで教えてくれる、こんなミステリー指南書はどこにもないです。
出版を記念して、近々「ミステリーの書き方講座」(仮名)を開講する予定です。
お楽しみにお待ちください。