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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

継承

ねりま映画サロン チラシ

ガンバ!

シナリオ・センター代表の小林です。5月の陽気とかで暖かな感じですが、東京は711人の感染者数になっています。
大阪は、今日は1153人で緊急事態宣言になるそうです。
今後のことを思うと気が重くなりますが、コロナ対策の根幹である厚労省、あの宴会組から派生して、厚労省はクラスターになっちゃった・・・これで、緊急事態宣言だ、自粛だなんだと言われても、私たちはうんざりとしか応えようはありません。
この危機感の無さ、何の対策もないに等しい現状に、国民に何を訴えられても聞く耳を持たなくなるのは当然です。こんな最低なシナリオ、誰が読みますか。
お店にしても会社にしてもどこも必死になんとか踏ん張っているぎりぎりの状態だというのに。
先の緊急事態宣言でダメージを受けた分を取り戻そうと必死になるのは当たり前、休んでなんていられない、閉めてなんていられないというのが本音でしょう。
本当にまともな対策をしないと、日本は壊れてしまいます。

古き良き文化

昨年から今年にかけて、コロナ禍の中、多くの著名人の方々が亡くなっています。
私の年代は「明治は遠くなりにけり」と言っていましたが、今は「昭和は遠くなりにけり」
昭和に活躍された方々、昭和で起きたことなどはもう今は昔になってしまっているのですね。
過去をきちんと財産にして、歴史を継承していかなくては文化は廃れていきます。
日本国は、文化芸術に理解のない国の筆頭とは言わないまでもそれに近いのではないかと思うほど、文化芸術に冷たいです。
なので、その底支えをしているのが民間の方だったり団体だったりします。

その一端を担っていらっしゃるのが出身ライターの根本隆一郎さん。
「古き良き文化を継承する会」の主宰をされています。
根本さんは練馬区で「ゆめの工場~ねりま・映画・ものがたり」という全256ページの冊子を3年前に創られたのですが、今回は練馬ゆかりの俳優さんたちの対談番組の企画制作をされました。
練馬区、偉い、頑張っている。(笑)
練馬区は、ご存じ東映東京撮影所があり、東映アニメをはじめとするアニメの町でもあります。
また、漫画家の松本零士さんやちばてつやさんもお住まいで、文化の町ともいえるのです。

根本さんが手掛けた番組は、「ねりま映画サロン」。
練馬ゆかりの俳優さんたちの対談鼎談を配信されました。
第一弾は、佐久間良子さん×毒蝮三太夫さん。
第2弾は、千葉真一さん×毒蝮三太夫さん×高平哲郎さん。
映画全盛期の東映東京撮影所のこと、日本映画史に残る名匠・巨匠とのエピソードなどたっぷり語っていらっしゃいます。
特に第2弾の千葉真一さんは、シナリオや映画作りの話しに触れていて、勉強になります。
昔の映画のお話や撮影所のエピソードだけではなく洋画の名作の話しもたくさんでてきます。
要チェックして、どんなものに影響されながら日本の映画は育っていったのか、DVDや配信などで見て、古き良き映画の魅力を感じてもらえると嬉しいし、必ずあなたのシナリオの腕に影響していきます。

「ねりま映画サロン」は、練馬区HPからも見ることができます。
映像∞文化のまちねりまPROLOUGE https://nerima-eizobunka.com

しかし・・・なんでもかんでもこの国には任せられないって、ホント悲しい。

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