オリンピック
シナリオ・センター代表の小林です。日本列島が暑いようです。もう熱中症で倒れる方も出てきているようで、くれぐれもお気をつけください。
ただでさえ、熱中症になりやすい気候なのに、マスクでもっとしんどくなっていますから、くれぐれもくれぐれ・・・もと思います。
真夏の東京で行うこともどうかと思っていたオリンピックに、コロナ感染拡大つきなのですから、本当に安心安全でできると思っているのでしょうか。
しかも、今年の気候、早々と猛暑になりそうで、アスリートたちの命も奪いかねないような気がします。
JOCにもまともに考えられる方がいらっしゃることは、ご本人は針の筵でしょうが、ちょっとホッとします。
元柔道のメダリスト山口香さん「安全でなく危険ですから」と米紙のインタビューで。
多くのまともな方々が支持していますよ、山口さん。
私が高校生の頃からファンの加山雄三さんも「僕にとってひとつの夢であった聖火ランナー」を辞退すると。
「今回の東京オリンピックこそ、心から応援し、また自らも盛り上げたい気持ちでいっぱいでした。
しかしながら今改めてこの世界の状況を見た時、手放しに開催を喜ぶことが僕は出来ません。
一度はお引き受けをした聖火ランナーですが、そして直前になってしまいましたが、勇気を持って僕は辞退いたします。
今は、することもやめることも勇気が必要だと思います。」述べられています。
コロナ禍では、誰もがしんどい、コロナ感染者や亡くなられた方はもちろんのこと、そうでなくても悲しい想いや悔しい想い、苦しい想いをしている人は数知れません。
何故、無理してまでやろうるとするのでしょうか。みんなが平和の祭典を喜べるような形を考えないのか、とても疑問です。
Reライフ文学賞
表現をしたい、こういう状況であればあるほど、人と会えないからこそ、伝えたいことがあります。
コミュニケーションの形が変わろうとしています。でも、形が変わろうと人と人の絆の大切さは変わりません。
そんな思いを形にできるコンクールができました。出身ライターの内館牧子さんが特別選考委員を務めます。
「Reライフ文学賞」
家族の物語をつづった作品を文芸社主催・朝日新聞Reライフ共催プロジェクトで、「家族のかたち~第二の人生の物語」をテーマにした小説やエッセイが対象で11月15日締め切りです。
●長編部門 400字詰原稿用紙換算で50枚以上(上限なし)
●短編部門 400字詰原稿用紙換算で2~8枚
●賞 長編大賞 賞金50万円+出版 短篇入選作 合同作品集として出版
両部門ともに「家族」や「第二の人生」をテーマにした文章作品(小説、エッセイなど)を募集。
主催者からは「ここでの「家族」とは、同居するご家族に限らず、遠く離れて暮らす家族、婚姻関係のないパートナーやペット、ともにシェアハウスで暮らす仲間など、広い意味で捉えていただいてかまいません。
また、「家族」や「第二の人生」を扱っている限り、エッセイ調や私小説風など、作風やジャンルによって選考基準上の優劣や区別もございません。
日記や身辺雑記等をまとめた作品も歓迎いたします。」
内館牧子さんは「自分には劇的なことがないから描けないというのは大きな間違い。書きたいと思ったことを書くことが、一番力を発揮します。」とエールを送ってくださっています。
新たなコミュニケーション手段は、創作です。
創作の中にそれぞれの視点、それぞれの想いを込めて、描いて下さい。