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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

映像化されてこそシナリオ。

シナリオ・センター代表の小林です。戦うってことは、こういうことなんだ。いい感じだったのに、日本一次リーグ敗退。残念!

スターティングオーヴァー

今週の土曜日22日から、ポレポレ東中野で出身監督の五藤利弘監督の「スターティングオーヴァー」が上映されます。
「スターティングオーヴァー」というと、ジョン・レノンを思い出されることと思いますが、ジョン・レノンの曲から、五藤監督は発想されたのでしょうか。
付き合い始めてから10年の月日が経ってしまった恋人たちのお話です。
毎回、舞台挨拶とトークショーがあるようなので、脚本監督をてがけた五藤監督にお聴きしてみたいですね。
この作品は、青春や性を題材にさまざまな監督がオリジナル作品を発表する「青春H」シリーズの32作目だそうです。
高校2年生のときから付き合い始め、10年間一緒に暮らしてきた男女が時の流れと共に互いの気持ちに変化が現れ、男性が他の女性にひかれはじめたことをきっかけに別れることになります。
荷物をまとめながら、昔話に興じるふたりは、過ごしてきた時間の長さをかんじ、男は、迷い始めるが・・・。という青春のワンシーンを描いています。
「モノクロームの少女」「ゆめのかよいじ」などの一連の作品でファンタジックな映像作りに定評のある五藤監督が、どんなカタチで青春の一ページを描いたのか楽しみです。

河口湖映画祭作品

五藤監督は、「富士山河口湖映画祭シナリオコンクール」のグランプリ作品を2011年、2012年と2本監督されています。
今年のグランプリ「未来ウェディングブーケ」(大阪教室 西史夏さん)も、五藤監督がてがけて映像化にします。
その過去の二作品「鐘楼のふたり」(作家集団 吉田忠史さん作品)「ジョフクの恋」(山梨教室 松永良平さん作品)を、7月19・20日、ヒューマントラストシネマ渋谷で限定ロードショーを行います。
「富士山河口湖映画祭シナリオコンクール」に応募される方は、見ておくといいかと思います。
ご自分の作品の映像化されたら・・・という実感を掴むと執筆する意欲も燃えてきますよね。
このコンクールは、岡田惠和さん、ジェームス三木さん、柏原寛司さん、山本むつみさんが交代で審査委員長を務めてくださっています。
毎年審査員が変るので、選ぶ見方も視点も変りますので、どなたにもチャンスの広がるステキなコンクールです。
しかも、ちゃんと作品を30分の映画に映像化してくれて、映画祭の日にはたくさんの観客を動員して上映してくれます。
自分の作品がシナリオでとどまらずに映像となることで、今後の執筆に、映像表現に大きくプラスになります。

まず挑戦する前に、作品を見てみましょう。上映館も青山の教室からすぐですし。
「富士山河口湖映画祭シナリオコンクール」は10月31日締め切りです。
めざせ、グランプリ!世界遺産の美しい富士山を背景にすてきなドラマを作りましょう。

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