狼なんて

シナリオ・センター代表の小林です。まいりましたね、コロナ感染者の増加は止まりません。
東京は830名、でもオリンピック開催します。
昨日、緊急事態宣言発出したものの、人の流れは減りません。
そりゃそうでしょう、何も手を差し伸べてくれもしない狼少年のいうことなど聞く耳を持たなくなっても当たり前です。
あれするなこれするな、要請と言いながら脅し文句までいれるというヤクザまがいのお上のやり方に、酒屋さんたちも動きました。
酒類取引停止要請に怒り、お上は撤回しました。怖いと思ったんでしょうね。
だって、飲食店・御酒屋さんたち、自公民には票を入れないっていうポスターを作っちゃうほど怒り心頭ですから。

もう、国民が怒るのは当たり前でしょう。自粛という言葉は便利です。要請という言葉は便利です。みーんな人のせいですもの。
この時点でも、お金をどこに使うことが一番いいのか、本当にわからなくて、無駄遣いを繰り返しているのでしょうか。
ワクチンも行き渡らない日本でオリンピックをするためには湯水のごとくお金を使い、庶民の死活問題にはなしのつぶて、何か間違ってはいないですか。
腹立たしい毎日を生き抜くには、表現するしかない、声を出すしかない、つくづくいやな世の中になってしまいました。

20枚シナリオの学習方法について

新井一は、誰もが自分の心で想い、頭で考え、そして、伝える力を持つことを願って、シナリオ・センターを創設しました。
そして、そのために多くの人にシナリオを書いてもらうにはどうしたらいいか、いかにやさしくわかりやすく学んでもらえるかを考えました。
そこから生まれたのが、シナリオ・センター独自の20枚シナリオ学習法です。
こういう言い方をすると創作としてどうかといわれそうですが、より効率よくシナリオを体得できる方法なのです。

ゼミナールに進級される方には、創作ノートと新井一が書いた「20枚シナリオの学習法について」という手引きをお渡ししています。
8月にむけて、改訂版ができました。
今年、創立51周年。
51年も前に、新井が書いたものなど、古臭くて読む気がしないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
ジェームス三木さんは「シナリオの基礎技術はシナリオのバイブル、行き詰ったときは必ず開きます。読むと、必ずヒントが出てくる」とおっしゃいます。
それは、基本の基の技術だけをわかりやすく書いてあるからです。基本はどんなに年月が経っても変わりません。
20枚シナリオは、それを実践するための方法です。
20枚で何が書けるかと思われる方は、しっかりと読んでみて下さい。。騙されたと思って。（笑）
いかに20枚シナリオが効率的にあなたにシナリオ力をつけてくれるかわかるはずです。

書き続けて下さいと私はいつも申し上げています。
書き続けることがプロの道の王道だと思うからです。
でも、ただ書けばいいものではない、20枚シナリオの学習方法、よく読んでみて下さい。
シナリオ・センターの、新井一の創ったシナリオ体得法20枚シナリオを書くことの意味を知ると、格段に力がつきます。
だって、これを続けていることでシナリオ・センターは、業界を席巻するほどの出身ライターを、コンクールをほぼ制覇するほどの受賞者を出してきているのですから。