秋
シナリオ・センター代表の小林です。秋らしい表参道には、福岡から出店のパン屋さんとか銀座のお寿司屋さん、とんかつ屋さんなどの新しいお店がOPENします。
10月は通学も再開しましたので、お店探訪も楽しめます。
内閣も新しくなりました。これこそどうなるのでしょうね。
支持率は49%とかの低調な船出と言われていますが、代わり映えのない感じなので、誰も期待も失望も感じないのかもしれません。
ちっとも新しいシナリオが描けていないですもの。
コロナも感染者は減っていますが、別にお国がちゃんとやってくれたからでもないし、収束には懐疑的で、またグーンと上がるんじゃないのという声が一般的。
恐れていないのは、やっぱりお上だけなのかもしれません。
こんな時期に国会でろくに論議もせずに衆議院選に突入とは、自分たちのことしか考えていないのが歴然、そんな国会議員を選ぶ意味があるのかと思ってしまいます。
それでも、国の民としては絶対にやれなければいけないのです。
少なくとも、与野党を拮抗させて、論議できる場を作り、まともな仕事をしてもらうこと。
唯一、民がお上を牛耳れる(笑)のが選挙です。
みなさん、絶対に投票に行きましょう。私たちの命を守るためにも。
スジナシ
昨日は、笑福亭鶴瓶師匠の「スジナシ」を観にいってきました。
テレビでもやっていたのでご存じの方も多いかと思いますが、ゲストと即興でお芝居(ドラマ)をするというものです。
はっきり言って、シナリオライターからすると「スジナシ」、シナリオはいらないといわれるのは失礼です。(笑)
「スジナシ」は、一応、柱(場所)だけ立てます。
今回の舞台は「自動車修理工場」、ゲストは私の大好きな東京03の飯塚さん。
あと、小道具だとか、衣装などはゲストと鶴瓶師匠が勝手に決めます。
電話音とかパトカー音等の効果は、観客の中から選ばれて、素人の方が勝手に入れます。これが変なところに唐突に入ったりして、また面白い。
それにも、応えて話しを進めていかなくてはなりません。
どういう展開になるのかはお互いに予測がつかないところで二人芝居が進みます。
終演後、本当はこういうつもりだったとか、こういう展開に持っていきたかったのにとかのお話しも。飯塚さんと鶴瓶師匠のぶつかり合い、楽しい2時間でした。
今回は、飯塚さんは車を修理に出した営業マン、鶴瓶師匠は自動車修理工場の人に。
「スジナシ」でドラマが作れるのは、もちろんお二人の掛け合いの妙味もありますが、お二人が自分の役のキャラクターを作っているからできるのですね。
最後で、飯塚さんはひき逃げの犯人にされてしまいますが、そちらへもっていくのもキャラクターの力です。
飯塚さんは「師匠に、負けた!」と悔しがっていました。(笑)
この「スジナシ」を見ると、ドラマのストーリーは登場人物が動かすものだということがよくわかります。
脚本家や小説家が、「この先は自分もどうなるのかわからない、人物が勝手に動くのでね」おっしゃる意味はこういうことなのですね。
3日間の公演で今日は福士蒼汰さん、明日は広末涼子さんがゲストだそうです。
今日はどんな展開になっているのでしょう。
TBS系の深夜25:35~27:15、10/11飯塚悟志、10/11福士蒼汰、10/13広末涼子で放映をするとのことですので、ご覧になってみてはいかがでしょう。