1票
シナリオ・センター代表の小林です。寒くなりましたが、コロナの東京感染者17人と昨日の19人より少なくなり「エ~、ホント?」で、今日から、時短もお酒も解除だそうです。
おでんに一杯いい季節です。それでも、もろ手を挙げての解除気分にならないのは、散々騙され、GOTOで蔓延した経験があるからでしょうか。
気になさらない方もいらっしゃいますが、圧倒的に気にされている方が多いという話を聞くと、ちょっと安心な気もします。
なにしろなんで減少したのがわからないし、新種株がまた出てきたとか、予断は許せません。それでも、やっぱり減少は嬉しいし、ホッとしますね。
とはいえ、まだまだ越さなきゃならない山はあります。ハロウィンに、忘年会、新年会とありますから、くれぐれもご油断召されませぬように。
今はコロナもなかったように選挙一色になっています。
昨日、日曜劇場「日本沈没 希望の人」をみていたら、力のない総理を無視して、派閥の長副総理が大企業に国家機密を漏らすという自分の利権だけを思って勝手なことをやっていたのですが、形は変われど、どっかでみた感じがして、結局ドラマでもリアルでも国民はなおざりなのだと悲しくなります。
だからこそ、私たちの1票は大事です。
私は、区議選で支持していた候補者が、本当に1票の差で当選したのを目の当たりにして、1票って大事なのだということを実感しました。彼女に入れた人が、みんな口をそろえて「私の1票のおかげだ」と信じていたもん。(笑)
1票は無力ではありません。
ああ、それにしても日本にメルケルさんが欲しい!!
トライアングル
明日は、10月シナリオ8週間講座の昼の部・夜の部の開講です。11月6日土曜日も朝の部だけやりますので、どちらかへ受講していただければと思います。
今年最後の講座です。
来年に向けて今から始めることって、とてもいい投資だと思います。
先は読めないけれど、きっちりとシナリオの技術を身につけておけば、明日に備えることができます。
自己投資は、未来のために大切なことです。
私のようなおいぼれですら、自己投資をしています。
できる限り自立していたいという思いから、基本のキになる体幹を整え、筋力を増強するトレーニング、コンディショニングは欠かしていませんし、今月から発声講座にも受講しています。
それでも、足腰、首肩が痛みますし、痩せもしないですけれどね。
だけど、積み重ねていくうちに、ちゃんと筋力がついてきていることはわかります。
昨日できなかったことが今日はできる、今日できなかったことが明日はできるかもしれない、基本というもののすごさを体感しています。
スポーツでもシナリオでも音楽でもすべて、基本を整えるというのは大事なことです。
シナリオ・センターのシナリオ8週間講座は、まさに基本のキの講座です。
最初は、こんなこと?って思うところから。例えば柱の〇はマスいっぱいにとか、ト書は3マス下げて4マス目から、セリフの2行目は1マス開けて2マス目からとか。
「なんだこりゃ、好きに書けばいいじゃん、創作なんだから」と思うかもしれませんが、この基本をマスターすることで、本当の好きなものが書ける、あなたの創作ができるようになるのです。
しかも、シナリオ・センターは宿題主義です。宿題?(笑)
毎週講義が終わると、講義に沿ったシナリオの課題が出て宿題を書いてもらいます。
頭にインプットした知識を、実際に使ってシナリオを描く、アウトプットすることで、しっかりと腑に落ちるのです。
知識だけで「うん、うん、わかった、わかった」では絶対に描けるようにはなりません。
しっかりと脳と腕を直結させるのです。知識を一ついれたら、使うことで技術に変わる、その繰り返し。
そして、毎回宿題を添削してお返しする。
その添削も観客・視聴者として、人に伝わるかというところを見ます。どんなものを書いてもいい、書きたいものは否定はせずにどうすれば映像として人に伝わるかというところを添削します。
この「知識をインプット」「宿題でアウトプット」「添削で客観的視点」のトライアングル実作法はシナリオ・センターだけのやり方です。
だから、業界一多くの出身ライターが活躍してくれているのです。
さあ、来年は、千里を翔る寅年。しかも420年に一度の壬寅。輝く年、未来が切り開ける年なのだそうで。
ご自分に投資することは、1票の投票と同じです。