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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

人間

新井一

信用

シナリオ・センター代表の小林です。すっかりコロナ情報も少なくなり、今日の東京感染者数22人、嬉しいことですが、不思議なことにお会いする方々のほとんどがこのまま終わると思っていらっしゃらない。
来年のイベントもできるのかどうか懐疑的という方がとても多いです。
コロナが減少した理由がわからないことが一番の心配ですが、それ以前に国が信用できないので、防御していらっしゃるわけです。
コロナでどんなに情けない国かということがはっきりしてしまった今、新内閣がそのイメージをどれだけ払しょくできるのでしょうか・・・ねぇ。払拭してもらいたい!!
しかし・・・給付金をだすならなぜ全部現金にしないのでしょうか。
クーポンを作る意味が全くわかりません。
クーポン券をデザインしたり印刷したり、郵送したりする手間暇お金がかかることはないのでしょうか。
どこにお金を落とそうとしているのか、1円でも多く困窮している人へ出したいという思いは全く見えません。

マイナポイントも、ひどいですね。マイナンバーカードが普及しないから、やれカードを作れば5000円、健康保険証に紐づければ7500円、預貯金口座に紐づければ7500円と、ニンジンぶら下げていますけれど、医療機関ではいまだ9・8%しか使えないし、口座など秘密保持もできていない。
目先だけで考えている、国民の幸福のために必要なわけではなく、国が国民を縛るためのものだからですよね。後々国民は、どんな目にあうのか・・・。
この国はどこまで落ちるのでしょうか。

思いやり

「思いやりがなければシナリオ書きにはなれない」
新井一が、常日頃公言していたシナリオライターの条件です。
まあ、シナリオ書きだけでなく、人として当たり前といえば当たり前だと思うのですが・・・、う~ん、お上を見ているとそうでもないか・・・。ま、おいといて。(笑)

で、シナリオ書きです。
「思いやり」というのは人が好きではないと生まれてこないものです。
人に興味がなければ、思いやりの持ちようもないですから。
シナリオ書きは、尽きせぬ人間への興味をもち、愛すればこそ、魅力的な登場人物を生み出せるのです。
そんな精神論的なことを言われてもと思われるかもしれませんが、頭の中で創られた、想像しただけの人間像ではたかが知れているものしか作れません。
人が好きだと、常に他人に関心を持つのですから、当然様々なキャラクターをキャッチできて、魅力的なキャラクターがつくれるというものです。
人はみな違うのですから、画一的な人間など誰一人いないはずです。
他人が好きであれば、他人の微妙な部分も見えてきます。
ストーリーは23通りしかないのに、無限のドラマが生まれる素は、すべてキャラクターです。
昨日も書きました。「想像力とは他人を想う心」寂聴さんの言葉です。

「思いやりがなければシナリオ書きになれない」すべては人間力なのですね。

過去記事一覧

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