シナリオ・センターの開講情報をお知らせします。ドラマや映画だけでなく小説、戯曲、漫画やアニメの講座の開講、コンクール対策講座もあります。
118期チューターの田中です。
前回の講義はセリフの技術(1)、セリフの機能や分類やコツなどをお話して、知識として学んで頂きました。来週までに「喧嘩」というお題で宿題を書いて頂きます。
セリフってすらすら書けてしまうだけに、一番難しいのではないでしょうか。
僕は現在、数年前に流行っていたアニメーション「GOLDEN EGGS」が再熱。
毎晩寝る前に観ておりまして、改めてセリフの奥深さと面白さを痛感しています。
「GOLDEN EGGS」とは、アメリカ風の街・ターキーヒルズの住民たちが送る、たわいもない日常のお話。いわゆる、脱力系アニメーションコメディーです。
内容自体は大きい事件などはないのですが、セリフの一つ一つがしびれる!
5分前後なので、シナリオ形式に書き出してみるのもいいかもしれませんが、実際書き起こしたら、きっと文字を見ただけで、まるで色分けされたように誰が何を喋っているかキャラごとに違ってくるんじゃないかと思います。
自分のシナリオを読み返してみて、あれ?これ登場人物の誰が言ってるセリフだっけ?
ってなったことはありませんか?
とってももったいないので、立ち止まってもう一度そのセリフについて考えてみるといいかもしれませんね。
以上、118期チューターの田中でした。