変化
シナリオ・センター代表の小林です。ゼミナールがお休みに入ったので、事務局は今日・明日は大掃除。
何を残して何を捨てるかという判断は、結構面倒なものです。
特に過去の記録はどこまで残すか、データ化できるものはしようと考えながらなので、少々時間がかかります。
とはいえ、本当に必要がないことも誰も欲しがらないこともわかっていながら、誰も捨てる決断ができないまま何億も余分な税金を使うこととは違って、決断したらさっさと捨てます。
やっと今更ながら捨てるって、ま、当たり前のことですけれどね。(笑)
シナリオ・センターのゼミ教室は、ハイブリッドになって、テーブル付き椅子が主体になり、モニターやパソコン、カメラなども設置され、久しぶりにいらした時はちょっと違和感を持たれたかもしれません。
でも、それも毎週おいでになれば、普通のことになっていくでしょう。
新しいことを取り入れるというのは、過去を捨てるわけではなく、よりよく前進することです。
来年も少しずつ変化していくとは思いますが、良い方向へと向かっていきますので、ご一緒に変化をたのしみながら新たな挑戦をしていただければ、嬉しいなと思います。
女性
今日は、先日お知らせした高山由紀子監督の映画とトークショー「映画を創る女性たち」にお伺いしたのですが、なんとなんと高山さんが骨折して入院され、お話をお聞きすることができませんでした。
年の瀬になんとしたことなのでしょう。
とても残念でしたが、お大事なさってくださいと願うばかりです。
今年は、選挙があったせいでしょうか、女性、女性とよく言われました。
あえて、女性と冠が付くというのは男女差別ではないかという方もいらっしゃいます。
私も、区別としては仕方ない部分もとは思いますが、そこを取り立ててというのはちょっと違うのではと思います。
特に男性の言い方が差別につながりやすいので気を付けられた方がいいかと。(笑)
確か、オリンピック前にそれで、追われたお偉いさんがいらっしゃいましたものね。
それにしても女性の進出を掲げていたのは、明治時代からあったことで、150年前と変わらない現在を見るにつけ、本当に嘆かわしく思います。
根強い男性社会をどう変えられるかは、女性の頑張りではなくて、「男性社会からの脱却」をしなければならないと意識して、男性が頑張らなくてはいけないのではないでしょうか。
シナリオライターは、他の職業よりも女性が活躍している気がします。
その昔は、女性のライターさんが「枕営業して仕事もらえていいね」等今だったら、即刻セクハラで訴えられてもおかしくないことを平気でいわれたものです。
今も決してないわけではないようですが、女性たちはそれを乗り越えて頑張ってきました。
シナリオ・センター出身の1月期を見ても分かるように、地上波のドラマのライターでは18人中12人(重複も入れて)、アニメの新番組では10人中8人が女性です。
ちゃんと仕事では力がみえますからね。男も女もないのです。
創作というのは、性別など越えるものですから、これからどんどん出てきてくださることでしょう。
もちろん男性ライターも頑張ってくださいね。
そういえば、シナリオ・センターのスタッフは15名中11人が女性、講師は40人中28人が女性でした。
さてさて、2022年、五黄の寅の年女としては、来年も今年以上に吠えさせていただこうと思っています。(笑)
よろしくご対応のほどお願い申し上げます。