バカな大人たち
シナリオ・センター代表の小林です。世界中でコロナと同じように先が見えないことが増えました。
ウクライナ侵攻の昨日、私事で恐縮ですが、初孫が生まれました。
同じ寅年生まれなのでちょっと嬉しいです。
でも、ウクライナでもきっと同じ日に生まれた赤ん坊もいて、母子共どう過ごされているのかと想像するだけで、心が震え、他人事とは思えません。
日本でもコロナ禍ですから、もちろん病院に駆けつけることも、会うこともできませんが、それでもLINEで母子とも元気な様子が見て取られ、ありがたいことだとしみじみ思います。
この世に生を受けた子どもたちが、この先幸せに過ごせる世の中であって欲しいと願うばかりです。
ろくでもない大人たちの勝手な思惑で、子どもたちの未来を奪ってしまうなど本当に許せません。
どうして世界中こんなにも愚かな大人ばかりになってしまったのか、いったい何が狂わせてしまったのか。
豊かでなくなると、自分のことしか考えない大人たちが、他人のものを奪うことを正当化し始めます。
少ないなら少ないものをみんなで分け合うことができないのは、獣以下だと思うのですが・・・。
たぶん昭和の初めもこんな感じから始まり、ある時、民が気付かないうちに第二次世界大戦の道を辿っていったのではないかと思うのです。くれぐれも気をつけなければ。
過去の過ちを繰り返さないよう、ちゃんと真実を見極めていける目をしっかりとも持っていたいものです。
幸せな明日が迎えられるように。
舞台脚本(戯曲)
今週の土・日、「第2回舞台脚本コンクール」で最優秀賞に輝いた茉莉花さんの「じいちゃんの店仕舞い」(シナリオは「月刊シナリオ教室」2021年11月号に掲載)の舞台脚本が、朗読劇となって公開されます。
今回は、蔓延防止措置中なので、観客はほぼ関係者だけで行う形となりましたが、劇団青年座スタジオで朗読劇を公開録画します。
この朗読劇は、劇団青年座の動画工房で見ていただくことができます。
1回目・2回目の「舞台脚本コンクール」とも、コロナ禍となり、動画配信になってしまい、本当に残念です。
遠方の方にはとてもいいシステムでもあるのですが、やはり舞台はリアルでという声は否めません。
劇団青年座さんが、最優秀賞は舞台化をしてくださることになっていますが、舞台でストレートプレイができるのは、果たしていつのことやら・・・。
3回目の「舞台脚本コンクール2022~青年座で舞台化を目指す~」は、8月22日20:30締切で行います。
10月末発表で、上演は11月末から翌年2月の間を予定しています。
ですから、きっと3回目こそは舞台上演ができることでしょう。で、ありたいです。
それに先立って、初めての人でもコンクール舞台脚本が書けるようにと、3月1・8・15の3回にわたって「シナリオの技術で描く戯曲講座 初級編2022」を開講します。
戯曲は、シナリオと同じようなものですが、シナリオ基礎講座で最初にお話しするように、映像と演劇ではちょっと違うのですね。
そこのところをしっかりと具体的に把握することだけでも、格段とうまくなるはずです。
初日は、劇団青年座の川上プロデューサーが、上演したい舞台脚本とはということを具体的にお話してくださいます。
そして、映像シナリオの発想から舞台脚本にする方法を、金子講師が課題添削付きで、じっくりとお話しますので、ちょっと興味がある方から、コンクールにもう一歩の方も、是非ご受講ください。(シナリオ・センターホームページから)
通学とオンラインのハイブリッドです。遠方の方もオンラインでのご参加をお待ちしています。