ディズニーランド
シナリオ・センター代表の小林です。東京ディズニーランドで一番好きだったスペースマウンテンが2024年に一新するというニュースに、ちょっとワクワクしています。どんな宇宙が展開されるのか、興味津々。
東京ディズニーランドができた頃と今の宇宙観ではずいぶん違っているのだろうなと思います。
私たちの感覚も視方も、ずいぶん変わっているのでしょうね。
何十年前でしょうか、シナリオ・センターで東京ディズニーランドへ行ったことがあります。
1992年、あらら、遥か昔30年も前のことでした。
「東京ふれあいシナリオ大合宿」大手町のホテルに2泊3日してのシナリオ合宿で、この時のテーマはシナリオハンティング。
で、1日目の朝から午後まで講義を聴いて、総勢300名の参加者が全員グループに分かれて、ディズニーランドへシナリオハンティング。
1枚企画書の課題に取り組みました。
もちろん、講師・スタッフも一緒に出掛けましたが、私たちスタッフは、暇ですから(笑)、ただ遊んでいたことを覚えています。
新井はアメリカのディズニーランドにも行っているので、スペースマウンテンの怖さを知っているくせに、(実は新井はジェットコースターが大嫌い)忘れて乗ったものですから、降りた時に冷や汗をかいていたのを覚えています。
東日本大震災前までのシナリオ・センターの夏は、こんな泊りがけの合宿を毎年行っていました。
この合宿時は内館牧子さん、読売テレビ、東宝映画のプロデューサーの方々がゲストでした。
コネクションパーティとして出身ライターやプロデューサーと自由におしゃべりする夕食付きで、3日間のお祭り騒ぎでありながら、勉強になるという優れものの夏合宿でした。
そういえば、出身ライターの関えり香さんも前川淳さんも、合宿がきっかけでデビューされたんでしたっけ。
そんなレトロな合宿いかがでしょう。
またやってみたいな。コロナが収まってみんなでワイワイできるようになってほしいです。
伝統芸能
4月のドラマを見ながら、本当に出身ライターの方々が活躍して下っているなぁと今更ながら感心しています。私の就寝毎日3時ですもの。
別に文句を言っているのではありませんよ、こういうのを嬉しい悲鳴というんでしょうね。毎日が充実で~す。
テレビや映画もそうですが、先日、最上奈緒子さんの落語のご紹介をしましたが、日本の伝統芸に携わっているのは、これだけではありません。
この連休4月29・30日で行われる「奈々福、独演」では、シナリオ・センター元研修科の浦野ととさんの「ソメイヨシノ縁起」が演じられます。今や大人気でチケット完売の浪曲師玉川奈々福さんが、「大衆芸能脚本募集」で奨励賞を受賞されたこの作品を脚色し、浪曲としてうなります。
そして、5月15日は、「浪曲ネクステ NEXT STAGE〜若手と新作で未来を創る〜 第一回」というタイトルで、新進気鋭の浪曲台本作家と若手浪曲師の会が行われます。こちらは浦野ととさんの台本が講談「染井桜の物語」として講談師田辺凌天さんが演じます。
シナリオは、テレビや映画だけでなく、色々なジャンルで必要なものです。
こうしたジャンルにも挑戦して日本の伝統芸能に貢献できるのも素晴らしいですね。
シナリオの技術をしっかりとマスターして、使いこなせば、どんなジャンルでも応用が効きます。
折しもゴールデンウイーク。さあ、まずは描きましょう。
その時にはどんなジャンルでも、キャラクターの2面性はできているか、セリフはウソつきになっているか、リアクションは描けているか、カットバック、伏線、シャレード、小道具を使えているかなど等をチェックしてみてください。
あなたは、シナリオの技術を使いこなしていましたか。
これができていたら、どんなコンクールも怖いものなし!