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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオも小説も

松平節さんの「所得倍層の男」(朝日出版社)

スマホ

シナリオ・センター代表の小林です。今朝は大慌ての一日の始まりとなりました。
私は、突発性難聴で左耳がほぼ聞こえないので、この10年補聴器を使っているのですが、なんとその補聴器がウンともスンとも言わない。
なけなしの片耳も老人性難聴になりつつあるのか、聞こえが不安な昨今、慌てて補聴器屋さんにSOS。
見ていただいたら、どうも断線しているらしく直すか新しいものにするかということで、お試し補聴器をお借りすることになりました。
今までは、リモコンでやっていたのですが、新しい補聴器は、スマホで調整ができるのです。
なんでもかんでもスマホなんですね。
アプリを入れると、音量の調整はもちろんのこと、聞きたいところにスポットがあてられるとか、雑音だけ排除するとか・・・多機能満載。
まあ、スマホはエライ。(笑)
耳に入れればいいだけじゃない・・・(涙)補聴器一つ使いこなせないよ~と嘆きつつ、それでも何とかついていかなくてはと必死、ただただ疲れちゃう毎日です。
ホント、年寄りには生きにくい時代になりました。

小説家

ここのところ、小説の話題が多い「表参道シナリオ日記」ですが、本当に出身ライターのご活躍には頭が下がります。

吉川英梨さん「海蝶~鎮魂のライブ」(講談社文庫)、末並俊司さん「マイホーム山谷」(小学館) ※「第28回小学館ノンフィクション大賞」受賞、 鷹井 伶さん「おとめ長屋 女やもめに花が咲く」(角川文庫)、吉川英梨さん「海蝶~海を護るミューズ」(講談社文庫)、藤 依里子さん「文様のしきたり」(青春新書インテリジェンス)、香城由里さん連載中「聖樹の舞」(ロボロボノベル)、綱島深雪さん「はろー!マイベイビー2」(小学館ジュニア文庫)、大林利江子さん「副音声」(河出書房新社)、京橋史織さん「午前0時の身代金」(新潮社)※第8回新潮ミステリー大賞受賞作、 國井 桂さん「ツユクサ」(朝日新聞社出版刊)、原田ひ香さん「古本食堂」(角川春樹事務所)、宇山圭佑さん「ひまわりは恋の形」(小学館)、松平 節さん「所得倍増の男―池田勇人総理と妻・満枝の物語」(朝日出版社)、吉川英梨さん「雨に消えた向日葵」(幻冬舎文庫)、川村元気さん「おしゃべりな部屋」(中央公論新社)、曽根剛さん,坂本武仁さん,川崎 僚さん,上田慎一郎さん「映画監督になる方法 13人の実践的アイデア」(言視舎)、柚木麻子さん「ついでにジェントルマン」(文藝春秋)etcetc   。

1月から私が読んでご紹介しただけでもこの数です。
たぶん乃南アサさん、赤川次郎さん、野口卓さんなどまだまだ落としていそうです。いや、確実に落としています。すみません。

何故にこれほどまでに、シナリオ・センターから小説家が輩出するのか。
ただ、シナリオを教えているだけなのに。でも、でもその秘密はシナリオの技術なのですね。(笑)
実は、見せ方、伝え方は、まったく同じなのです。シナリオの構成法をはじめ、伏線、キャラクターなど様々な技術を、具体的に活かすことで、面白い小説が書けるようになるのです。

具体的な方法を知りたいなと思われる方は、通学とオンラインのハイブリッドで、柏田道夫の「シナリオの技術で書く小説講座」6月15日から始まります。(シナリオ・センター公式HPご参照下さい。)
その前週6月8日は、ミソ帳倶楽部であの「桜ような僕の恋人」でおなじみのベストセラー作家の宇山佳佑さんがヒットする小説の極意をお話してくれます。
ドラマも小説も、根っこは一緒。 同じ根っこから様々な花が咲き乱れます。
さて、あなたはどんな花を咲かせますか。

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