デジタル
シナリオ・センター代表の小林です。今日の表参道は、昼頃から「一転にわかにかき曇り・・・」って感じで、響き渡るような雷、ドバっと大雨、止んだと思うと陽が射しているのに雨・・・そんな繰り返しです。ゲリラ豪雨っていうんですね。
場所によってずいぶん違うようですが、皆さんのお近くはいかがでしょうか。
くれぐれもお気をつけください。
今日から6月シナリオ8週間講座の開講だというのに、昼の部はちょうど開講時に、表参道はドバっと大雨に見舞われ、濡れていらした方も。その点、オンラインの方はぬれずにすんで、なによりでした。
ハイブリッド講座は、通学、オンラインともどちらもメリット・デメリットがあるので、上手にお使いになるといいのかと思います。
8回楽しんで受講してくださいね。
表現力をつけることは、変化が起こっているこの世の中ではとても大事です。
今年から健康診断の問診表がWEBになり、私は必死です。なにしろ問診票にまでなかなか行きつかず、もう健診はやめようかと思うほど、イライラ。健診の前に病気になっちゃいそう。(笑)
こういうアナログ人間は置いてきぼりにされても仕方がない世の中なのですね。
政府は、デジタル化を目指しているようですし。
デジタル化を否定はしません。便利だし、使いこなせはしないけれど、何とか使ってもいます。
でも、でもです。
できない人もいる、環境のない人もいるってこと、改革をされる方は、置いてきぼりにされる人のこと、ちゃんと考えていて欲しいし、ひとりでも取りこぼさない気持ちを忘れないで欲しい。
世の中に必要のない人間なんていないのですから。
「すごいタイトル㊙法則」
出身ライターの川上徹也さんが、またまた面白くもためになる、特にタイトルをつけなきゃいけない私たちに、とっても役に立つ本を出されました。さすが、コピーライターです。端的でうまい!
「すごいタイトル㊙法則」(青春新書刊)
映画でもドラマでもアニメ、お芝居、見たいなと思わせるタイトルって大事です。
もちろん、小説、ノウハウ本、漫画などの書籍、音楽などもタイトルって重要ですね。
コンクールでもそうです。「おっ!」と思わせるタイトルだと、中身を見ないのにうまい気がします。(笑)
私の大好きな「天使にラブソングを」は、原題「Sister Act」、つまらん!(笑)
リチャード・ギアの「愛と青春の旅立ち」って原題は「士官と紳士」なんですって。確かに士官候補生が厳しい訓練と恋と友情を経て紳士になっていく成長物語だけど、なんかねぇ、見たくないタイトル。(笑)リチャード・ギアの白い士官服姿素敵なのに。
川上さんは、13の法則を作っています。
①いちご大福の法則 まったく異質ものと思っていたものの組み合わせがこんなあうなんて・・・というのがこの法則です。「嫌われる勇気」「ペッパー警部」「美女と野獣」
②「の」の法則 「の」をいれると受ける。「バカの壁」「巨人の星」「千と千尋の神隠し」
③「もしドラ」の法則 ちょっと長いタイトルも、略称でヒットする。「転生したらスライムだった件」(転スラ)「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)
④「プレバト」の法則 テレビ界ではタイトルが4字の省略形で流通するようになったらヒットするといわれているのだそうです。「ZIP!」「金スマ」
⑤パワーワードの法則 インパクトのある言葉を使います。「『繊細さん』の本」「うっせぇわ」「大奥㊙物語」⑥「なったらいいな」法則~「人生がときめく片づけの魔法」⑦「数字は奇数」の法則~「人は見た目が9割」⑧「さおだけ屋」の法則~「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」⑨「しなさいするな」の法則~「脳にいいことだけをやりなさい」⑩「お名前+α」の法則~「ハウルの動く城」⑪「ん」の法則~「ちゅらさん」「おしん」⑫「ゴロリズム」の法則~「素晴らしき哉、人生!」⑬「色キュン」の法則~「赤いスイトピー」「赤道小町 ドキッ」
タイトル大事です。作品の命でもありますからね。川上さんの分析を使って、いいタイトル考えましょう。
タイトル考えたら、「目口耳脳心」でチェックが必要です。
文字としてわかりやすく、バランスがいいか(目)、言いやすいか(口)、スムーズに聞こえるか、心地がいいか(耳)意味が分かるか、一度で記憶できそうか(脳)釣るだけの良心に恥じるタイトルになったいないか(心)
さあ、チェックして、良しと思ったら、一枚目の真ん中に、しっかり、タイトルを。
先輩は色々教えてくれます。先輩のお知恵拝借!