尻拭い
シナリオ・センター代表の小林です。蒸し暑い表参道です。
日差しが強くても、温度が高くても、湿度がなければ、なんとかいけるのですが、今日はマスクが息苦しく感じます。
マスクは、人混み以外は外してもいいようですが、やはり何となく怖い私です。
今後どうなるのか予測もつきませんが、コロナがちょっとおとなしくなりつつあると、サル痘とか新たなものや、インフレエンザがまたぞろ出てきたとか、次から次へと生きにくい日々が続きます。
創世の神は、もはやろくでもない人類を見限って「地球なんて滅ぼしちゃおう」と思われているのでしょうか。
もう私くらいの年齢になると「ま、それならそれで、死んでもいいや」とか開き直っちゃうんですけれど、いやいやそれではいけないと彼らを見て思いました。
大人のろくでもない尻拭いを未来に持ち越ししたり、子どもにさせてはいけないと。
彼らとは、オーストラリア・ウィーンで開かれる「核兵器禁止条約第1回締約国会議」にあわせて、現地に向かう若者たちのことです。
核兵器廃絶に向けた取り組みをしている大学生、廃絶を求める署名を国連に届けてきた高校生平和大使たちが、被爆者の方々とともに「被爆者の痛みを今こそ訴える」とウィーンへ向かいます。
彼らは地道に、オンラインで世界の若者たちともつながりながら、未来のために核兵器廃絶を訴えています。
それに比べて、大人たちはなんでしょう。
唯一の被爆国だというのに「核兵器禁止条約」に参加しないし、挙句に昨今は核の共有なんて言い出す始末。
若者よ、こういう大人たちは見限って、君たちの未来に向かって邁進してください。
本当にごめんね、バカな大人ばかりで。少しでも、残りの人生を賭けてあなたたちと一緒に歩んできたいです。
明日を
出身ライターの川上徹也さんが、不定期に「旗を掲げて生きよう」というメルマガを出していらっしゃいます。
コピーライターとしてのご活躍の上に、またノウハウ本を年間3、4冊も出すという勢いの川上さんですが、ご自分に対しても(笑)こんなエールを送ってくださっています。
ちょっと、気候も世情も停滞気味、選挙もあるのにちっとも湧かない今、喝を入れてもらいましょう。
「色々な事情で休止しまっている、放り出してしまったプロジェクトはありませんか?
自分は飽き性だし、コツコツタイプじゃないし仕方ないと諦めてませんか?
たとえ1年間、いや10年20年、道に迷っていたり休んでいたとしても
そのプロジェクトへの熱い思いが少しでも残っているのだとしたら
もう一度、リスタートしてみてはどうでしょう?
道に迷っていた人は、もう一度、地図を見直して、休んでいた人は立ち上がって、まず復活の一歩を踏み出すのです。
そうやって細々であっても歩み続けている限り 、決して試合終了にはなりません。
いつか急に視界が開けるかもしれません。
やはり山は登ってみて初めて見えてくる景色がある。
一度でもその景色を見たら、次もまた登りきりたいと思うもの。
だから目の前の山をまず登り切りましょう。(自分にも言ってます)
そのための第一歩のアクション、何でもいいので今日起こしてみませんか? 」(川上徹也の「旗をかかげ生きよう」180号から)
ちょっとやる気が出てきましたか。
それではまず、6月21日火曜日18:30から行われる「シナリオS1グランプリ授賞式+対策講座」へ参加してみましょう。
通学でもオンラインでも受講できます。
きっと受賞者の声は大きな励みになるし、コンクール対策講座で技術アップをすれば、あなたの描きたいものが明確になってきます。
表現すること。こういう時代だからこそ、伝える技術を駆使してあなたの表現をしていきましょう。