menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

いいことも悪いことも

一橋桐子の犯罪日記(徳間書店刊)

感染拡大

シナリオ・センター代表の小林です。どんどん感染者が増えている状況に、この夏はどう過ごせばいいのでしょうか。
重症化率は低いとは聞きますが、それでも亡くなる方も方もいらっしゃるし、後遺症が出る方も・・・罹っても大丈夫とは言えません。
今日は「小学校、保育所、幼稚園での濃厚接触者の特定を行わない方針」という東京都からの伝達がありました。
厚労省も待機期間も短くして、その間に抗原検査で陰性と出ればOKということを言っています。
日常生活送る上では、子供も保護者もその方がありがたいけれど、今のように毎日感染が拡大している状況をストップできるのでしょうか。
「感染拡大に伴い、濃厚接触者が増える中、社会・経済活動などへの影響をできるだけ抑える狙い」
「行動制限せずに第7波を乗り切れるか。ウィズコロナ社会の実現に向け、今が最大の正念場」とかニュースではいっていますが、それで大丈夫な根拠とか、どう対処したらいいのかということは一言もない。
きちんと説明してほしいです。
ま、いつものことですけれど、根拠もない「こうだといいなぁ」的な楽観観測での物言いだけでなく「こうしているから大丈夫」って根拠あるお話がいつになったらできるようになるのでしょう。
大丈夫なところまで行っていないなら、楽観的になるのもおかしい気がします。
はぁ~、なんだかなぁ~。
じっくり花火大会を楽しみたいなぁ。夏を満喫できるのはいつのことやら。

一橋桐子の犯罪日記

今日は、暑い中、出身ライターの原田ひ香さんが、今月出版の新刊本「財布は踊る」を持っておいでくださいました。
いやあ、一昨日この「表参道シナリオ日記」に「原田ひ香さんの小説「三千円の使いかた」(中央公論新社刊)が大反響で60万部を突破しました。2022年上半期ベストセラーランキング、オリコン1位、トーハン1位、日販1位と三冠達成です。おめでとうございます。」と書いたとたん、ご本人登場で、とっても嬉しく、すっかり長々おしゃべりをしてしまいました。
本当においでくださるのは有難く、嬉しい。
新刊「財布は踊る」は、読ませていただいてから、またご紹介をさせていただきますが、原田さん快進撃中です。

秋には、NHK土曜ドラマで原田ひ香さんの小説が、初ドラマ化されます。
原田ひ香さんの小説は、脚本家でもあるので、映像が見えるようにかかれておりドラマ化をしやすいのに、なぜか今までドラマ化の話がありませんでした。
なんでかなぁといつも思っていたので、ようやくドラマ化。めちゃ嬉しいです。
しかも「一橋桐子(76)の犯罪日記」、最高のエンタメ小説です。主演は松坂慶子さん。
同居していた友人トモに先立たれ、孤独に不安になった桐子が、高齢受刑者が介護される映像を見て、刑務所に入れば安心と思うように。
そこで、人に迷惑をかけずに犯罪をおこすべく、万引から始まり、偽札、闇金、詐欺、誘拐、殺人とあの手この手で犯罪に手を染めようとするのだが・・・。
さあ、桐子の運命や如何に。(笑)
NHK土曜ドラマでは「終活生・桐子の青春グラフィティをお届けします!」と。お楽しみにお待ちくださいね。
原作を読んでからご覧いただくと原作の魅力が脚色ではどう映像で見せられるのか、また一味違ってみることができます。

「三千円の使いかた」は、60万部のベストセラーになり、話題を呼んでいますが、ヨーロッパ各国でも翻訳されるそうで、原田ひ香さんの本が世界中で読まれる日も近いです。
とはいえ、本に出てくる大事なポイントになる「家計簿」って、日本しかないのだそうで、それをどう翻訳するのか、興味津々。
あっ、よくよく考えてみたら、日本語しか読めない私、どうやってチェックするんだ。(笑)

原田さんは3年先までお仕事が決まっていらっしゃるそうで、久々にワクワクする楽しいお話しをいっぱいお聞きすることができて、気分爽快となりました。
早く、「財布は踊る」読みたい、心が踊り(躍り)ます。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ