NHKドラマ『しずかちゃんとパパ』シナリオ掲載!
今年4月放送のNHKプレミアムドラマ『しずかちゃんとパパ』、皆様ご覧になりましたか?
CODA(聴覚障害のある親を持つ、聴こえる子ども)の一人娘を吉岡里帆さん、耳の聴こえない父を笑福亭鶴瓶さんが演じて、ドラマ賞をいくつも受賞した作品です。
優しい世界観に涙した方も多いのでは。
作者の蛭田直美さんのインタビューとともに、連ドラの第7話・第8話(最終話)のシナリオを掲載いたします。
NHKオンラインにて全話配信も始まっていますので、実際に放送された映像とシナリオを見比べて勉強してみるのもいいですね。
>>こちらのブログも併せてご覧ください。
「蛭田直美さんに聞く/『しずかちゃんとパパ』脚本&『ワンナイト・モーニング』脚色」
浪曲『ソメイヨシノ縁起』掲載!
「シナリオ教室」では過去にほとんど掲載したことのない浪曲をご紹介します。
出身ライターの浦野ととさんが「第18回国立演芸場大衆芸能脚本募集」にて奨励賞を受賞した『ソメイヨシノ縁起』。
その後、人気浪曲師・玉川奈々福さんの脚色で口演されて、好評を博した作品です。
今年だけで5作品の口演が予定されている浦野ととさんのインタビューも必読。
どことなく落語に似ていて、オーディオドラマのようでもあるけれど、三味線の伴奏と歌が入るのが特徴の浪曲。
落語、講談とともに、日本三大話芸のひとつと言われています。
あまりなじみがない方も多いかもしれませんが、創作の基本は同じです。
本作を読んで浪曲に興味を持った方は、ぜひ一度寄席に足を運んでみて下さいね。
浦野さんのオススメは、渋谷ユーロスペースなどで開催される「浪曲映画祭」というイベントだそうですよ。
「はじめちゃんに学ぼう」一挙2話掲載
シナリオ・センター創設者の新井一が遺した過去の名コラムを掘り起こす、「新井一誌上ライブ講座シリーズ」。
今回のタイトルは、「ト書の読み方」と「映像描写を妨げるもの」。
どちらも、ト書について語られているコラムです。
ト書に書くべきこと、書いてはいけないことが、“新井節”で説明されています。
簡潔で的確なト書を意識して、あなたのシナリオをブラッシュアップしましょう。
コンクール前の今、このコラムを読んでみたら「気づき」があるかもしれませんよ!
>>ブログ「新井一が語る」シリーズも併せてご覧ください。
「物語を書くときの基本知識/“ドラマがない”とは」
不定期連載「シャレー堂」
古今東西の映画から、思わず唸る上手い「しぐさ」と「小道具」を取り上げるコラムです。
今回のお題は「新聞紙」。
過去の名作映画の中で、新聞紙を「なるほど!」という使い方で活躍させたシーンをご紹介。
気まぐれ掲載なので、次回はいつになるでしょうか。お楽しみに!
脚本コンクールの募集要項×3件!
第43回「シナリオS1グランプリ」。締め切りは8月22日。
劇団青年座とシナリオ・センターがコラボして開催している「舞台脚本コンクール」。
これもS1グランプリと同じく8月22日締め切り。
続きまして、9月30日締め切りの「橋田賞新人脚本賞」。
今回の受賞作は、石井ふく子プロデューサー総指揮でのドラマ化が予定されています。
これはコンクール応募者にとっては見逃せないチャンス!
ぜひふるって応募しましょう。
応募の際は、応募規定を守ることがなにより大事です。
本誌をお手元に置いて、しっかり確認してから書き始めましょう!
見逃せない、ためになる連載も盛りだくさん
毎月連載している寄稿署名原稿も、シナリオ学習に役立つ内容が満載。
ほかにも、独自の切り口で分析する映画コラムや、連ドラシナリオのキャラクター分析、シナリオをベースにした小説の書き方、サブカルやアニキャラまで、話題満載な「月刊シナリオ教室」8月号は、税込み700円で、シナリオ・センター事務局にて販売中です。
一般の書店では、ジュンク堂池袋本店(9階芸術書コーナー)でのみ、販売しています。
直接おいでになれない方は、お電話をいただければ郵送での販売も致しております。
自宅まで毎月雑誌が届く「一(いち)の会」のシステムもあります。
毎月1回、年間12冊届いて1年間(郵送料込み)8580円とお得です。ぜひご利用ください。
お問い合わせは
シナリオ・センター事務局TEL03-3407-6936
scenario@scenario.co.jp
までお気軽にどうぞ。