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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

事実と真実

マイホーム山谷(小学館刊)

事実は・・・

シナリオ・センター代表の小林です。今日も又東京のコロナ感染者は増えて3万7千人。
感染者が増えているにも関わらず、人数を数えるのをやめようとか、軽症者は病院へ行くなとか、救急車呼ぶなとか、私にはよくわからないことばかり・・・で。
コロナになったかなと思ったらどうすればいいのですか。
市販の解熱鎮痛剤を飲んで、重症にならないことを祈っていれば治るのでしょうか。
コロナに罹ったとしても安心して治療に専念できるようなシステムが、何故3年近く経ってもできないのか、ホント、不思議で仕方がありません。
お上たちは、みんな○○なの?(○○にはあなたの想いの言葉をいれてくださいませ。(笑))

それにしても、お上たちの旧統一教会の対応をみていても、○○なの?と思っちゃいます。
知らなかったとか、調べなかったとか、認識していなかったとか、色々応えるけれど、政治家ですよね、確か?
祝電を打つにしても、名前を貸すにしても、どんなところかもわからないまま、唯々諾々と対応しちゃいます?
私たち庶民ですらやらない。芸人さんは干されちゃっていますよ。
政治家は、国民の代表として恥ずかしくない行動をとらなければいけない立場です。
恥ずかしでしょう、そんなことを平気で言うなんて、無知をさらけ出しているようなものです。
そんな人に、今後誰が自分たちの代表になって欲しいと思いますか。
むしろ、本当は知っていたけれど、上からいわれたとか、忖度したとか・・・白状しちゃった方がいいと思いますけど・・・。
パパ活男の辞職勧告決議すら廃案にしちゃうような同じ穴の狢たちには、できないだろうけど。

事実を・・・

8月、夏休み明けには二つの「Theミソ帳倶楽部」が行われます。

8月19日「Theミソ帳倶楽部~映画『島守の塔』企画と脚本のすべて』
昨日、書かせていただいた映画「島守の塔」について監督の五十嵐匠さんと脚本家の柏田道夫さんのおふたりが登壇。
太平洋戦争末期の沖縄を舞台に、命や平和の尊さを描いた戦争ドラマの企画の立ち上がりから、脚本作り、撮影秘話をもとに、企画の作り方から、監督と脚本家の本打ちの実際などの話を伺い、沖縄戦というデリケートな素材を、映画にするまでの道のりに迫ります。

8月26日『Theミソ帳倶楽部~小学館ノンフィクション大賞「マイホーム山谷」の著者に学ぶノンフィクションの書き方~』
フィクションのシナリオを学び、記者となりノンフィクション作家になった末並俊司さんをお迎えします。
そして、末並さんとともにシナリオ・センターのゼミでシナリオを学び、現在、経営者、編集者として活躍されている桐原永叔さんが、『マイホーム山谷』 について、話を盛れない、嘘は描けないノンフィクションの世界を、読者を惹き込むように伝えるには、どんな技術が必要なのかを聞き出してくれます。
末並さんは、「マイホーム山谷」で、第28回小学館ノンフィクション大賞を受賞。シナリオ・センター出身です。

お気づきになりましたでしょうか。
「島守の塔」も「マイホーム山谷」も事実です。確かにあったことです。
沖縄戦で島田叡県知事と荒井退造警察部長が県民の命を救おうとしたことは事実ですが、「島守の塔」は、その事実の行間を「凛」とい女性を通してフィクション、物語の形で描いています。
「マイホーム山谷」も事実で、こちらは聞き取りや取材をしたことを、末並さんの視点でノンフィクションとして描いています。
話しは盛れないがどう読者に興味をもたせるか。それは伝え方、シーンを描くことで、真実だからこそドラマチックになるのではないでしょうか。
「事実は小説より奇なり」と言います。
末並さんがシナリオ=フィクションという視点を持ちながら、記者としてドキュメンタリーを追いかける・・・そこに、小説より奇なる事実を見つけることができたのではないでしょうか。

ある意味、フィクションもノンフィクションも作家が創ったドラマだと思います。
この夏、伝える技術(シナリオの技術)を学んだあなたの次のステップとして、作家の視座づくりへと向かいましょう。
この二つの「Theミソ帳倶楽部」から学ぶことはとても多いかと思います。
対面、オンラインどちらでもご受講できます。

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