アニメ『ちびまる子ちゃん』シナリオ掲載&脚本家インタビュー
あの『ちびまる子ちゃん』の脚本を担当して18年になる、出身ライターの田嶋久子さん。
ベテランの田嶋さんのデビュー前の苦労話から、『ちびまる子ちゃん』執筆の裏話まで、じっくりお話を聞いています。
誰もが知っているご長寿漫画をアニメ化するのは、楽しいと同時に難しさもありそうです。
「これだ!」というエピソードを思いついたのに、過去作で同じような回があると言われたら……?
原作のプロダクションから「このキャラはこんなことはしない」と言われてしまったら……?
知ればますます観るのが楽しみになる秘話が満載です。
そしてなんと、田嶋さんの手掛けた中でご自身が選ばれた6話分のシナリオも掲載。
シナリオを読むだけで、キャラクターの顔と声が浮かびますよね。
アニメ脚本を書いてみたい方はもちろん、『ちびまる子ちゃん』ファンの方は必読ですよ!
▼田嶋久子さんに関するこちらの記事も併せてご覧ください!
>>「【やりたいことを見つけたいかたへ】脚本家 田嶋久子さんに学ぶ」
>>「子どもの考える力を伸ばすには/キッズシナリオ『考える部屋』大発表会」
秋の20枚シナリオ習作集・第2弾は5作品を掲載
本科・研修科で提出された20枚シナリオ習作の中から、講師の推薦があった5作品を掲載。
前回に引き続き、作家集団ゼミの担当講師とシナリオ番長による「こうすれば広がる」のアドバイスもプラス。
20枚シナリオを長編作品に展開する際のヒントにしてみてください。
今号で取り上げた作品の課題は、「マッチ」「姑と嫁」「雨」「古痕」「裏切りの一瞬」(※)。
いまゼミの課題で悩んでいる方、ぜひご参考に!
※研修科クラスの課題には、「裏切りの一瞬」のように「〇〇の一瞬」というお題が4本続く“一瞬シリーズ”があります。なぜこんなに “瞬間”を描かせるのか。一瞬シリーズについて解説している新井一著『シナリオの技術』(P137~142)とともに、こちらのコラムも併せてお読みください。
>>「物語を作るときは登場人物の感情の変化を描く」
《速報》第42回「シナリオS1グランプリ」中間発表!
8月22日に締め切られた「第43回シナリオS1グランプリ」の1次審査通過作品を一挙発表。
部門1と部門2を合わせた今回の総応募数は336編でした。
応募された方は、作品名をご確認ください。
1次審査を通過しなかった作品は、応募要項に沿っていない可能性が非常に高いです。
文末に、落選になった作品の具体例や、応募上の注意点を挙げてあります。
どんなに良い作品でも、応募要項に沿っていないと審査の対象外になってしまいます。
次回応募のご参考になさってください!
エロス系映画執筆でデビュー!フレッシュライターインタビュー
外交官のお仕事を引退してから、シナリオの勉強を始められた菱屋嘉六さん。
数々のコンクールに応募され、着々と実力をつけてこられました。
そしてライターズバンクの募集できっかけをつかみ、エロス系映画の執筆でデビュー!
きわめて真面目にエロスとは何かを考え、ドラマ性が大事だと実感されたとのこと。
思わぬジャンルで才能が花開くこともありますので、企画募集には食わず嫌いをせずに参加してみましょう。
ライターズバンクに所属されている方には、ぜひ菱屋さんの取り組みを参考にしていただきたいです。
新しくなった橋田賞新人脚本賞とは?
7月28日に本校で行われた「ミソ帳倶楽部・達人の根っこ」では、橋田文化財団理事の山崎恆成さんをお招き。
リニューアルした「橋田賞新人脚本賞」について伺いました。
今回の受賞作は、ドラマ界のベテランキャスト・スタッフによる映像化が謳われています。
歴史ある橋田賞新人脚本賞に新しい風を吹かせたいという財団の思いを、山崎さんが代表して語って下さいました。
今年の応募は9月末でしたが、来年の応募に向けてぜひチェックしてみてください!
見逃せない、ためになる連載も盛りだくさん
毎月連載している寄稿署名原稿も、シナリオ学習に役立つ内容が満載。
ほかにも、独自の切り口で分析する映画コラムや、連ドラシナリオのキャラクター分析、シナリオをベースにした小説の書き方、サブカルやアニキャラまで、話題満載な「月刊シナリオ教室」10月号は、税込み700円で、シナリオ・センター事務局にて販売中です。
一般の書店では、ジュンク堂池袋本店(9階芸術書コーナー)でのみ、販売しています。
直接おいでになれない方は、お電話をいただければ郵送での販売も致しております。
自宅まで毎月雑誌が届く「一(いち)の会」のシステムもあります。
毎月1回、年間12冊届いて1年間(郵送料込み)8580円とお得です。ぜひご利用ください。
お問い合わせは
シナリオ・センター事務局TEL03-3407-6936
scenario@scenario.co.jp
までお気軽にどうぞ。