国葬
シナリオ・センター代表の小林です。今日は、気候も社会的にもちょっと蒸し暑い東京です。
安倍元首相の国葬が九段の武道館で行われました。
といっても、ニュースも何も見ていないので詳細はわかりませんが、四谷にいる友人が「四谷まで献花の列が・・・」と、びっくりLINEを送ってきました。
そりゃ、すごい。九段下にある献花台まで、四谷、市ヶ谷、九段と2駅分の距離です。3キロくらいはあるのかなぁ。そんなに並んでも献花したい方のお気持ちはきっと安倍さんに届いていることでしょう。
武道館前でも反対デモがあったようですが、国会議事堂前での反対デモは1万5千人を超えたいたといわれ、マスコミは数千人だそうで、どっちが本当の数字かわかりませんが、とにもかくにも国を二分した国葬が終わりました。
だからと言って、そのままで終わらせるわけにもいきませんが、まずは静岡等の大雨被害の対策にすぐに動いてほしいものです。
断水や停電と生活ができていない地域もあるのですから、2万人も国葬に自衛隊を使うなら、静岡にも動員してもらいたいですし、まずは人々の暮らし、守って欲しいです。
そういえば、昨日あたり静岡の被害ニュースが報道されなかったのは、国葬のせいではとツイッターではいわれていましたが、これもまた真偽のほどはわかりませんが、このように国やマスコミを疑わざるを得ないということこそが問題だと思います。
旧統一教会問題、五輪不正問題、しっかりと真実を暴いて、モリカケサクラも追求しなければ、お上の信用は取り戻せません。
国葬にかかった費用も1円まできちんと出して欲しいです。
私達が、信用できるまともな国になりますように。
二宮金次郎の母校で
今日は、小田原まで出前授業に行きました。
小田原市立桜井小学校。あの二宮金次郎の母校なのだそうです。
二宮金次郎は、出身ライターの五十嵐匠監督・柏田道夫脚本で映画化され、そのおかげで、再び二宮金次郎は脚光を浴び、小田原駅前には、二宮尊徳(金次郎改)夫妻の銅像が建立され、金次郎カフェまでできました。
小田原城とともに小田原の顔ですね。
出前授業をしてきた田中と新井の話だと、母校にある二宮金次郎の銅像は、薪を背負ってまでは各地にある銅像と同じなのですが、立っているのではなく座っているのだそうです。さすが母校ではしっかりと勉強していたのですね。
その後輩たちが、シナリオを勉強してくれるってちょっと嬉しい。
二宮金次郎は、働きながらしっかりと学んだ人として、私の子供の頃は、どこの学校にも薪を背負って本を読んできる銅像が立っていました。
大人になって二宮尊徳は、報徳の教えを説いています。
報徳とは、生活信条となる道徳、生活やモラル等一般的な道徳活動と経済活動は、別々なものであってはならないとされています。
「自分の利益や幸福を追求するだけでなく、父母、夫婦、兄弟を始め我々をとりまく一般社会、広くは天地大自然から受けている恩徳に感謝し、これに報いる行動をとることが大切です。
それがまた、人々の為、社会の為になるばかりでなく、自分の為にもなり、結果的にその行動が経済的利益とむすびつくのです。」という考えです。
誰とは言いませんが、二宮尊徳の教えを自分たちの利益ばかりに走っている輩に、薪を背負わせて教えたい気がします。(笑)
自分だけのことではなく他人を想う、想像力を持ちたいものです。
シナリオは、自分以外の人の気持ちも考えないと描けません。
二宮金次郎を先輩とする桜井小学校の子どもたちのシナリオ、どのように描いてくれたでしょうか。とても楽しみです。