コロナ
シナリオ・センター代表の小林です。昨夜、皆既月食を見て、仕事を終えてから友人と会い、神保町のバーで12時近くまで飲みながらおしゃべり。
コロナ禍でも、人と会ったり、ご飯を食べたりはしていたのですが、ほとんど21時前にはお開きという感じだったので、久々の夜中帰りに、なんだかわからない高揚感に包まれてウキウキしながら(酔っぱらったからではありません(笑))家路につきました。
毎日通勤しているのに、案外、好きなように外出ができないということが心を蝕んでいたのかと改めて感じました。
外出の大部分を占めるのは、好きな場所へ行くこともそうですが、どちらかといえば会いたい人と会う楽しさですよね。
学校をやめたり、不登校になる子供たちが増えているときくと、心の成長が大事な10代のときに、友達と触れ合う時間が少ない不運に、本当に気の毒に思います。
またまた第8波がやってきたようです。インフルエンザも猛威を奮いそうとの話もあり、本気で先手を打ってもらわないと、すべての人の心がどんどん荒んで、戦争に走ってきそうで怖いです。
440年前、皆既月食を見ながら、信長は、秀吉は、何を考えていたのでしょう。
つながり
柏田講師の元へ金澤りなえさんがおいでになりました。
彼女は30年ほど前、高校生の時に柏田が担当していた本科クラスに在籍していた方です。
現在は、写真家であり、ディレクターをやっていらっしゃって、毎年猫の写真を撮って「猫カレンダー」を出されています。
柏田が大の猫好きなので、毎年カレンダーをお持ちくださり、シナリオ・センターでも少しですが、猫派の方むけに販売のお手伝いもさせていただいています。壁掛け1100円、卓上タイプ1000円、事務局で販売中です。
30年も前の受講生なのに、こうしてお付き合いが続くというのは、ゼミでの交流がとてもいい形で残っていったのだと思います。
オンラインで遠方の方と結びつけることはとても嬉しいことですが、直にお顔を見ながら話し合えるのは、やはりコミュニケーションの醍醐味なのかもしれません。
そういえば、93歳になられた元講師今村さんのところにも、50年も前の生徒さんが今も集まったりされていらっしゃるとか。
シナリオを通してのつながりがいかに濃いかということなのでしょう。
元研修科の小野周子さん企画・脚本の映画『サーチライト-遊星散歩-』が、12/2(金)より開催の第28回 函館港イルミナシオン映画祭 でワールドプレミア上映。12/3(土)より開催の「MOOSIC LAB 2023」で先行上映。また12月に新宿K’s cinemaでも上映し、2023年に劇場公開されます。
女子高生 果歩は、普通の女子高生だが病を患っている母親との暮らしを守るために苦しい生活を余儀なくされている。そんな彼女がついに禁断の「JK散歩」の道へ。ささやかな暮らしを望んでいる女子高校生の未来は・・・。
10代の若者を主人公にみずみずしくも痛みを伴いながら疾走する青春映画です。
この『サーチライト-遊星散歩-』を演出された平波亘監督の最新作『餓鬼が笑う』が12月24日公開。
シナリオ8週間講座修了生の大江戸康さんが製作・企画・原案・共同脚本を手掛けられています。
様々なところで色々なつながりができるのが、シナリオ・センターの面白いところ。
シナリオ・センターのネットワークは、日本中、世界中に広がっており、52年という歴史を経て、たくさんのつながりを生んでいます。