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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

心技一体

新井一かく語りき

日本の勝利

シナリオ・センター代表の小林です。まあ、昨晩は大声上げた人がとても多かったのではないかと思います。
我が家は3人家族ですが、思わず全員で悲鳴のような、雄たけびのような声をあげちゃいました。
そう、サッカーワールドカップのドイツ・日本戦です。
おおよその予想を裏切って、2対1でドイツに勝利。
圧勝と言っていいほどの後半戦でした。
1点取られた前半を見て、寝てしまったという友達がいました。気持ちは、とってもよくわかります。お気の毒に。(笑)

後半の変わりようは、監督の作戦のうまさもあったのでしょうけれど、私が勝利よりもなによりもびっくりしたのは、勝利インタビュー。
浅野選手は「どの対戦相手も関係なく、どの相手でもピッチに立てば、それだけを意識していた。」
堂安選手の「俺がやる、俺しかいない」と。
選手の心の持ちようがずいぶん昔とは違っていたことが勝利の鍵だったのではないでしょうか。
日本人は、よく言えば奥ゆかしいというのでしょうか、たぶんにマイナス思考的な人種です。
今回だって、まず「無理だろう」とほとんどの人が思っていました。
でも、選手たちは違いました。ドイツにバカにされようが、外国で戦ってきたからかもしれませんが、へこたれません。
この自信、この心意気こそが勝利へ導いた気がします。

日本のお上は、アメリカや欧州にはひたすら卑屈で、ヘイコラしてどんどん武器を買わされたり、言いなりに核兵器禁止条約も批准できない情けない人ばかりです。
そういえば、ドイツ戦の勝利を受けて岸田首相の「私も国会で頑張りたい」の感想に、「閣僚あと二人交代しても大丈夫だよ」とSNSで揶揄されていました(笑)
言いたくなっちゃうよねぇ。日本選手の爪の垢でも飲ませていただいたらいかがでしょう。

YouTube

シナリオ・センターのYouTubeご覧になったことがおありでしょうか。
ホームページからでもFacebookからでも簡単にご覧いただけます。
何を急にYouTubeの話しと思われそうですが、実はとても気になっていることがあるのです。

シナリオ・センターは、受講生の皆さんに「シナリオの技術」をお教えしています。
聴講されたときは、ノートをとって「なるほど!」と思い、それに沿った宿題の課題をしっかりとこなされてきたことかと思います。
これはシナリオを描く時の大きな武器なのです。
映像表現というのは、講座の最初に文章表現、演劇的表現の違いをお話ししたように、文章ではありません。
シナリオは、文章で描くのですけれど、本当はフィルム(今はこういう言い方ではないかもですが)の上に描いているのです。
映像で見せるための手段でしか過ぎません。
なので、映像表現=シナリオの技術を使えるように講義をしてきているはずなのですが・・・。

ところがところがです。
上級クラスになればなるほど、コンクール作品など長編を描けば描くほど、ストーリーに追われ過ぎて、映像の本質である「見せる」ことを忘れてしまうようです。
で、YouTubeです。
シナリオ・センターのYouTubeは、シナリオの技術の使い方に特化して創っています。
技術の使い方を端的に教えてくれる「シナリオはじめの一手」「新井一かく語りき」をはじめ、THEミソ帳倶楽部のダイジェスト版やおすすめ映画、キッズシナリオ。どなたもご参加いただける「シナリオなんでも相談室」「語りきクラブ」など等。
ちょっとどうしたらいいのだろうと、どう使ったらいいのだろう、いまいちうまく描けないとかのお悩みを一挙に解決してくれるシナリオの技術がいっぱいです。
スタッフが頑張って作っていますので、どんどん利用していただいて、「見せるシナリオ」を描いていただけたら、嬉しいです。

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