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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

一歩

仲間を募る

コスタリカ

シナリオ・センター代表の小林です。今日で11月も終わり、早いですね、明日はもう12月です。
12月1日は映画の日です。
東宝さんは、今年、小林一三さんが東京宝塚劇場を創立して90周年を迎えられるそうです。映画も長い歴史になりましたね。
より一層、素敵な映画を創っていきたいです。
それにはやはり脚本の力が第一です。私たちが頑張らなくっちゃ。

今日はワールドカップ3戦目スペイン戦です。ドイツ戦のようになったら嬉しいですね。頑張れ!ニッポン!

先日、日本が負けてしまったコスタリカ共和国を褒めると、サッカーファンには怒られそうですが、小さな国ですが、国としてとても素晴らしい国だということを初めて知りました。
2011年東日本大震災で福島原発が大変な時に一番先に手を差しのべてくれたのがコスタリカなのだそうです。
コスタリカ共和国は、常備軍隊を持たない非武装国で平和憲法を持ち、軍事費を教育費に回して識字率97%という教育レベルの高さを誇っています。
国家予算の大部分を教育関係に注ぐようになったのは、内戦という忌まわしい過去から学んだからだそうです。
すべての軍事費用を教育に充てるほうが、みんなが幸せになれるのだと。
しかも、戦争をしないばかりか、米国の基地設置すら拒否し、自国内でも警察官が銃を持たないなど、徹底した平和を守っています。
過去の戦争から何も学ぼうとしない、なにかというと大騒ぎして国民を欺いてトマホーク500発も購入しようとしている日本とは大違い。
コスタリカの国民は、『侵略されないような努力をずっとしてきている』『周辺の国からも平和の国として認められている』ことで戦争を仕掛けられるはずもないのだと自信を持って暮らしているのだそうです。
日本だって、同じですよね。戦争を放棄している国として平和憲法があり、軍隊を持たないからこそ他国に認められているのに、コスタリカとは真逆なことをしています。
おーい、お上よ、軍事費のすべてを教育に、子どもに注ぎましょうよ。
情けない国です。本当に情けない。宮代真司さんを刺した人も本当に情けない。悲しい。マスコミは真実に顔を向けてください。
日本はどこまで落ちれば気がすむのでしょう。
止めなければ、私たち国民一人一人の手で、声で。

明日のシナリオ

シナリオ・センターは、来年新しい仲間を増やしたい、シナリオのより広い普及を目指して、シナリオマイスター(講師)を募りたいと思っています。

シナリオ・センターは、来年で53年目、「一億人のシナリオ。」プロジェクトを初めて、12年経ちました。
おかげさまで、プロ養成のシナリオ作家養成講座、シナリオ8週間講座、シナリオ通信講座の3本柱は、確実に太くなっており、今やコンクールの9割はセンター受講生が制覇、出身ライターは700名を超え、着実に実績を作ってきました。
ゼミナール生は、東京・大坂で1600名強の方々が毎週20枚シナリオに取り組んでいます。
そして、「日本中の人にシナリオを描いてもらいたい」と始めたキッズシナリオも今や多くの学校からお声をかけていただけるようになり、ちょっと毎月忙しいほど。今月も3校も出前授業に行かせていただきました。
また、図書館や公共施設などでのシナリオを使った様々な講座、企業の営業、チームビルディング研修、業界でのディレクターズ研修も増え、老若男女、プロもアマもシナリオを楽しんでいただいています。

「シナリオ」をキーワードに、色々な方との交流が広がっていくことは、大きな喜びです。
そんな今、心から仲間が増えたら嬉しいと思っています。
でも、ひとつだけ問題があります。
シナリオ・センターは、儲ける気がありません。
過日も某有名な業界から毎月膨大な額をいただけるお話しをいただきましたが、暴利をむさぼりたくないのでお断りをいたしました。
とはいえ清貧をよしとはしていません。(笑)
シナリオ・センターだからこその想い、やり方でしかやりたくないだけです。
そんな今時ではない経営者なのでご一緒に儲けることはできませんが、それでもいい、「シナリオが好き!」と言っていただける方がいらしたらなぁと思っています。

来月あたりに詳細をお知らせしたいと思っていますが、こんな時代だからこそ「シナリオ」が、とても大事なのではないかと真剣に考えている小林です。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
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  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ