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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

年寄りと子ども

添削

高齢者

シナリオ・センター代表の小林です。今日も黄砂が飛んでいるそうで、季節の変わり目というのは、体力的にも精神的にもしんどいことが多いですね。
今朝は、領域内でミサイルがとんできたとJアラートが流れたけれど、結局落ちたところも確認できないようで、だったら、やたら買いたがっている迎撃ミサイルなんて無意味じゃないの?と思ってしまいます。
やれ北朝鮮から、やれ中国から攻撃されるなど国民を脅かす前に、しっかりと戦争回避のための外交努力というものをやって欲しいです。武器をそろえるより、まともな外交ができる人をそろえて欲しいものだと思うのですが。

今日の腹立たしいニュースは、後期高齢者医療制度の見直し、健康保険法の改正が通過したこと。
負担能力がある後期高齢者の保険料見直しを明記というのですが、その負担能力を持っている高齢者って、年金収入が153万円を超える75歳以上の人のことだそうです。
年金153万円の人に負担能力があるのでしょうか?月127,500円ですよ。
家賃光熱費食費諸々、必死に値上げと攻防していらっしゃる高齢者ですよ。働きたくても働けない年齢ですよ。
ここから保険料を値上げするって、高齢者はさっさと死ねということなのかと勘繰ってしまいます。
しかも、この値上げ分「出産育児一時金」の財源の一部にするんですって。
なんだかなぁ~、いや~気分です。
いつも言っていますけれど、国会議員のお給料は生活保護費と同額にして、本当にこれで生活ができるのか、基本的人権が守れるのか、自ら感じて、知って欲しいです。
左うちわで暮らしている人に、これ以上搾取されたくないです。

キッズシナリオ

先週行ったサンシャインでのキッズシナリオの添削ができあがりました。
シナリオ・センターは、大人だろうと子どもだろうと関係なく、シナリオを描いてもらったら添削します。
添削こそが、シナリオをうまくする一番の方法だと思うからです。
いいところを探して、褒めます。褒めて伸ばすというのがシナリオ・センターのポリシーです。
創作は否定されたら、そこから新しいものを生み出すことはなかなか困難です。
でも、褒められたら、そこからどんどん新しい発想やアイデアが湧いてくるものです。
脳の仕組みも、否定されたら動きは悪くなる、肯定されたら動くがよくなる、そうなっているようですよ。

「自分のことよりも人助けを優先する木村聡の正義感溢れるキャラクターがよいです。
それに対して、ただの意地悪ではない事情を伝えるリン。ドラマチックなシーンになっていいですね。
聡をしっかり困らせているので、面白い!
お父さんと会う約束だった聡、、困っている人を助けに行ってしまう、この後どうなっちゃうんだろう・・・続きも気になります」
小学5年生への添削の一部です。(漢字に直してありますが)
子どもも大人も変りない添削でしょ。ところが子供はちゃんとわかってくれるんですね。

子どもたちのもつ素晴らしい感性を大きくなっても保っていけるかは、大人にかかっています。
ろくでもない大人を見せてはいけない、ろくでもない大人の対応をしてはいけない、真摯に(あ、どこかの政治家がいう言葉じゃなくて本当の意味での)向き合わないと。
私たちがやれることは、素直に子どもたちと向き合って、大事な芽をつぶさないようにすること。
子どもに「いつもあなたは・・・」とか否定的な言葉を浴びせてはいませんか。
子どもに「勉強したの?片付けしたの?」と追求していませんか。
もちろん、しつけは大切ですが、ちょっと立ち止まって思い出してください。行き過ぎてはいませんか。私はかって失敗しました。(涙)
子どもの力を信じて、子どもたちがのびのびと過ごせるような環境づくりをしていきたいものです。

6月27日、キッズシナリオ「考える部屋」残席わずかとなりました。
のびのびと物語づくりを楽しんでもらいたいです。
4月18日、体験・説明会があります。詳しくは公式HPで。

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