無力
シナリオ・センター代表の小林です。イマイチ寒い。新聞で選挙結果を読んでいたら、もっと寒くなって。
寒いというのは、正しい表現なのかわかりませんが、寒いです、身も心も。
体調を崩さないように気をつけましょう。
統一地方選挙が終わって、みんなが投票に行かなかったことにがっかりしています。
私たちの声を伝えるための手段が投票する権利なのですから、たくさんの方に声を上げて欲しかったです。
投票率は下がっても、内閣支持率が上がったそうです。その理由は「他によい人がいない」からだそうです。
確かに与党内はもちろんですが、野党もボロボロだし、誰ひとり、この国をお任せしたいと思える人はいないように思います。
他人の事を想える方々はどんどん彼方へ逝ってしまわれて、もはや自分の保身と利権を大事にする人ばかりが残ってしまいました。
上に立って欲しい人がいないということが、この国の不幸だということをひしひしと感じます。
暴力に訴えることは戦争につながることですから断固反対ですが、どなたかが言っていましたが、「どういっても声が届かない無力感が暴力に繋がる」と。
そんな時代をストップさせなければと強く思います。
諦めない、無力感に襲われても諦めない、今はそれだけが大事なことだと自分に言い聞かせています。
こんな世の中にしてしまった、こんな心ない人を育ててしまった、団塊世代の責任を感じながら。
心意気
昨日曜日は、148期シナリオ作家養成講座の無料説明会でした。
コロナ前までは、お茶とお菓子をご用意してお待ちしていたものですが、コロナになってからは、ペットボトルの飲み物だけになりました。
オンラインでも行っているので、画面の向こうの方には残念ながら、飲み物すらお渡しできません。
3年ちょっと前まではセンターの説明会のためにお菓子を作ってくださるパティシエがいらして、毎回シナリオ・センターのためにちょっとおしゃれな工夫をしてくださり、今回はどんなお菓子が来るのだろうとそれはそれは楽しみにしていたものでした。
お菓子が出る出ないが、説明会にどう関係があるかといわれれば、論理的には何もない(笑)でしょうけれど、美味しく食べてもらいたいと心を込めて作ってくださったパティシエの心意気がさりげなく伝わって「美味しいなぁ」と思わっていただけたら自然と笑みもでるでしょう。
しかめっ面で聴いていただくより、リラクッスして聴いていただく方が伝わるし、シナリオは、作者が楽しまないと、視聴者や読み手に伝わりませんもの。
オンラインでの参加される方が多くなっていますから、コロナが終息してもお菓子はもう無理かなとも思うのですが、初めてシナリオの世界へ足を踏み入れる説明会は、和気あいあいと楽しくお話ししたい。そう思っています。
なので、毎回の質問へのお返事は、お一人お一人がどんな方かなと想像して書いています。
ちょこっと説明会の中でシナリオのセリフを参加者の皆さんに描いていただくので、その簡単セリフを読むだけでも、その方を想像する手立てとなります。
「お、こう来たか」「なるほどね」「ほろっとくるね」と独り言ちしながら、お返事をしていると、もうすっかり勝手にお友達になります。(笑)
きっとシナリオを学んで下さったら、プロを目指す目指さないは別として、想像力が広がって、楽しい人生を送っていただけるはずと確信して、お返事を書いています。
新たな出会いは、本当に楽しい!私の若返り法でもあります。(笑)