おかしなこと
シナリオ・センター代表の小林です。石川県の地震はまだちょくちょく起きるようで、落ち着かない毎日だと思います。
東京でも、明け方の地震でちょっとびっくりして目が覚めました。
つくづく日本は地震国だと思います。
私は過度のビビリなので、こんな常に危ない国で原発があることに懐疑的なのですが、お上は怖くないのでしょうか。
よっぽど自分たちは安全だと思っているのでしょうか。
過去の戦争の時も上の人はさっさと逃げたのですよね。満州でも沖縄でも、民間人を置いて。
東京にNOTOの事務所を置くかもしれないとかいう話が出ています。
NATOって、ヨーロッパ・アメリカの加盟国のうち、どこかの加盟国が武力攻撃を受けたら、全加盟国への武力攻撃とみなして共同で守るというれっきとした軍事同盟です。
戦争を放棄している日本ですから、もちろん入っていません。
戦争を放棄している日本に、東京事務局を置く話が上がること自体おかしなことかと思います。
憲法改正もそうですが、憲法はお上の横暴から国民を守るためものですから、お上が自ら憲法改正など言い出すことすらおかしいのではないでしょうか。
なんだか、勝手に戦争に向けておかしなことばかりやっているような気がします。
地震などの自然災害は人智を超えるものですが、国を戦争から守ることは私たちができることです。
おかしいと思ったらおかしいと言いましょう。
聞く力
シナリオ・センターは、色々な方に支えられているなといつも思います。
毎回、何か気になったものをご覧になるとDVDや新聞、雑誌の切り抜きを送ってくださるプロデューサーの方がいらっしゃいます。
「教えるためには、色々なことを知っておいた方がいいよ」と、こちらの浅学を見越して送ってくださるのです。
3/26「NHK ETV特集 沖縄の夜を生きて~基地の街の女性たち~」のDVDをいただきました。
ちょうど、沖縄出身の女性記者と沖縄でお店をやっているハーフの女性がバディを組んで、アメリカ兵の性暴力犯罪に立ち向かう「フェンス」(WOWOW)をみて、野木亜紀子さんの攻めている脚本に感動していた時だったので、余計に心に響きました。
4/5 NHK映像の世紀「バタフライフェクト 運命の恋人たち」
4/13 NHK ETV特集「黒澤明が描いた『能の美』」
4/14 NHKアナザーストーリーズ「運命の分岐点~高倉健と幸福の黄色いハンカチ」
4/21 NHKアナザーストーリーズ「運命の分岐点~愛を生き切った人 瀬戸内寂聴の99年~」
4/29 プロフェショナル「平凡な日常は油断ならない~歌人・俵万智~」
と、4月は立て続けに送ってくださいましたし、センター出身の脚本家の記事が出れば切り抜いて送ってくださいます。
私自身が、毎朝、番組表をチェックして、これぞというものを録画しておけばいいのですが、なにしろ出身ライターの皆様の活躍ぶりが凄すぎて、なかなか手が回りません。
特にドキュメンタリーはなかなか見れないだけに、本当にありがたいです。
一人の人間のできることなどは大したことはありませんが、色々な方の知恵をいただくことで、己の浅学をカバーできるのではないでしょうか。
「聞く力」が大事といわれるのは、こういうことなのではと思います。
シナリオ・センターは、多くの方の力に支えられています。本当に有難いことです。